4.25広島大会でのNEVER無差別級6人タッグ選手権試合で勝利を飾った高橋裕二郎と敗戦を喫したタンガ・ロアがシングルマッチで激突。
開始ゴング前から先に入場した裕二郎がエプロンサイドのタンガを襲撃。
場外で鉄柵、鉄柱にタンガを叩きつけると、リングに戻し打撃の連打を放つが、怒りのタンガがショルダータックル2連発、アームホイップ、ボディスラムで反撃。
これにはたまらず裕二郎も場外へエスケープし、そのまま花道を歩いていくが、タンガはこれを追走し裕二郎の後頭部へラリアットをお見舞い。
さらに、タンガは花道でのパワーボムを狙っていくが、ここでSHOが背後からタンガを襲撃すると、裕二郎が花道でフィッシャーマンバスターを敢行。
裕二郎は場外カウント14でタンガをリングに戻すと、リング上でもフィッシャーマンバスターを決めていく。
動きの止まったタンガに対し、裕二郎はロープに固定してのフロントハイキックも放つと、フェースロックも極めていくが、タンガはなんとかロープへ逃れる。
苦しい状況のタンガは3発目のフィッシャーマンバスターを耐えると、逆にジャックハマーで反撃。
気合を入れ直したタンガはラリアットの連打からエプロンサイドのSHOも蹴散らし、裕二郎へ619も放つと、コーナートップからダイビングラリアットを発射。
しかし、裕二郎も噛みつき、顔面引っ掻き、低空フロントハイキックでタンガにペースを握らせず、インカレスラムからマイアミシャインへ。
これを嫌ったタンガはなんとか逃れるとカウンターのスピアを突き刺し、エイプシットの体勢に入る。
だが、ここでSHOが邪魔に入ると、制止に入ったレフェリーを巻き込む形で裕二郎がタンガを突き飛ばす。
レフェリーが起き上がれないなか、SHOがジャーマンでタンガを投げ捨てると、トーチャーツールも持ち出すしタンガに襲い掛かる。
このピンチをタンガはこれを間一髪でかわすと、邪道がSHOへラリアットを振り抜き、タンガが投げっぱなしパワーボムでSHOをマットに叩きつけるが、直後に背後の裕二郎がタンガにトラースキックからピンプジュースをお見舞い。
タンガはカウント2で返すが、気合を入れ直した裕二郎はとどめのBIG JUICEの体勢へ。
これを食らいたくないタンガは逆に裕二郎を抱え上げると、変形ロックボトムからエイプシットを炸裂させ、タンガは因縁の相手・裕二郎から3カウントを奪った。
試合後、タンガはNEVER無差別級6人タッグベルトを手に取り不敵な笑みを浮かべた。