第4試合はIWGPジュニアタッグ王者の“6or9”田口隆祐&マスター・ワト組が、金丸義信&DOUKI組を相手に2度目の防衛戦。金丸&DOUKIは4.9両国で、石森&エル・ファンタズモ組を相手に王座防衛に成功した直後の6or9を襲撃。力づくで次期挑戦にこぎつけた。金丸は過去、同じ鈴木軍のタイチ、そしてデスペラードとIWGPジュニアタッグを保持。今回は成長著しいDOUKIとの新コンビで王座獲りに臨むことに。ジュニアタッグらしいスリリング&スピーディーな攻防になるのは必至の王座戦。69回防衛を目指す6or9としては、襲撃された落とし前をつけたいところだが、勝負の“ケツ末”はいったい……?
金丸はウィスキー、DOUKIは鉄パイプを手に花道を進む。6or9はベルトを腰に入場。田口はロングタイツの下に何も履いてないアピールなのか、その右手には赤いアンダータイツが見える。田口はリングに上がると、赤いアンダータイツを被って見せる。
先発はワトとDOUKI。両者はのっけから激しい打撃戦。エルボーの応酬に競り勝ったワトはロープへ。DOUKIも華麗な動きを見せるが、ワトはティヘラからドロップキック。すると金丸が乱入。
田口もリングに入るが、金丸&DOUKIはダブル攻撃を狙う。しかし、田口はヒップアタックで二人まとめて吹っ飛ばす。そしてDOUKIに対し、6or9はサンドイッチ式低空ドロップキック 。そして田口が場外でDOUKIを捕らえ、ワトは空中技を狙う。だが、金丸が場外から足を引っ張って妨害。金丸はワトを鉄柵に叩きつける。
すると、田口が金丸に三角飛びプランチャ。すかさずDOUKIが田口にトペ・スイシーダを食らわす。しかし、ワトがDOUKIにノータッチ式トペ・コンヒーロをお見舞い。
ワトはDOUKIをリングに戻し、スワンダイブ攻撃を狙うも、金丸がカット。そしてワトに鉄柵を用いたギロチン式のフットスタンプを食らわす。DOUKIは田口を鉄柵にハンマースルー。
戦場がリングに戻ると、金丸はワトの頭部にエルボーを連発。続いてDOUKIがワトの喉元を踏みつけていく。DOUKIは顔面かきむしりからロープへ。するとワトはケブラドーラ・コンヒーロで迎撃。
しかし、ワトが自軍コーナーに戻ろうとすると金丸がカット。だが、ワトは金丸にゼロ戦キックを食らわせ、田口にスイッチ。田口は金丸&DOUKIに交互にランニングヒップ。さらにDOUKIには場外からヒップアタックを決め、追撃のミサイルヒップをヒット。カバーはDOUKIがカウント2ではね返す。
すると田口はオヤァイポーズからケツイェを狙う。だが、金丸が臀部に低空ドロップキック。さらに田口の膝に低空ドロップキックを決め、ニークラッシャーを食らわすと、その膝目掛けてDOUKIが低空ドロップキック。続いて金丸は4の字固めで田口を捕獲。田口は悲鳴を上げながらロープエスケープ。
ならばと金丸はブリティッシュフォールを決め、間髪入れずにDOUKIがダイビングフットスタンプ。さらに金丸がムーンサルトプレスを決めるも、カバーはなんとかワトがカット。するとDOUKIがワトを場外に連れ出す。
金丸はとどめのタッチアウトを狙うが、田口は背後に着地。しかし、膝を痛めてしまう。すかさず金丸は4の字固めの体勢に入るも、田口は蹴りつけて回避。さらに延髄斬りを決めると、ワトがスワンダイブのエルボーを金丸にヒット。
ここで6or9は金丸に合体技No.9の体勢に入るが、DOUKIが妨害。そして金丸が田口をサムソンクラッチで丸め込むも、ワトがカット。ならばと6or9はDOUKIにダブル攻撃を狙うも、DOUKIは二人に対しトペ・レベルサを炸裂。
ここで金丸は口にウィスキーを含み、田口のタイツを下げて半ケツ状態にしてから、顔面に噴射しようとする。しかし、田口は金丸の口を押さえ、生尻でヒップアタック。すると金丸はDOUKIにウィスキーを噴射を誤爆してしまう。
すかさず田口は金丸を後方回転エビ固めで押さえ込み、生尻を顔面に押しつけた状態で3カウントを奪取。6or9が二度目の防衛に成功した。田口はタイツの下に紐状のモノを履いていた模様。
試合後、金丸は顔を押さえてレフェリーに抗議するが認められず。6or9はベルトを肩に勝利のポーズを決めた。田口はタイツが下がったまま、凛々しい表情で勝ち誇った。