第4試合は棚橋弘至&小島聡vs内藤哲也&鷹木信悟のタッグマッチ。4人とも元IWGPヘビー級&IWGP世界ヘビー級王者という豪華な顔ぶれが一堂に会したタッグマッチだが、『NEW JAPAN CUP 2022』の3回戦を3.15岡山大会で戦った棚橋と内藤にとっては、追撃戦ともなる一戦だ。
なかなか先発が決まらないL・I・J。鷹木が「どっちか選べよ」と言うと、棚橋が「どちらにしようかな」で選んだのは内藤だ。棚橋と内藤で試合開始となったが、内藤はゴングが鳴っても全く触れ合おうとしない。しばらく立ち止まって棚橋を見続けてから、ようやくロックアップだ。
まずは棚橋がヘッドロックで捕獲するが、内藤は髪の毛を引っ張って脱出。ならばと棚橋も髪の毛を引っ張る。お互いブレイクした後、やはり内藤が髪の毛を引っ張りながらのエルボーを背中に決めてみせる。
棚橋もコーナーで反転式のボディアタックで反撃するが、内藤はまたも髪の毛を引っ張って棚橋の動きを止めると場外に放り投げ、自身は寝っ転がってトランキーロポーズだ。ここで両陣営、小島と鷹木にタッチする。
小島と鷹木はロックアップからショルダータックルでぶつかり合うと、続けてエルボー合戦。ここは鷹木が押すが、小島もショルダータックルでやり返す。しかし、鷹木も反撃。倒れた小島にエルボースタンプを連発するとブレーンバスターを仕掛けていく。
これを小島に阻止された鷹木は自軍のコーナーに押し込んで内藤にタッチ。内藤は小島をレッグシザーズ・ネックロックを決めて痛めつける。続く鷹木はモンゴリアンチョップ、頭突きを小島にかましてキチンシンクだ。しかし、小島もバックドロップで反撃して棚橋にタッチ。
棚橋はフライングフォアアーム、ドラゴンスクリュー。カットに入ろうとした内藤もロープ越しにドラゴンスクリューの餌食にする。そしてエルボーと太陽ブローで鷹木を追い込み、セカンドロープからサンセットフリップを投下だ。
しかし、鷹木もバックエルボー、ナックル、フェイント式DDTのコンビネーションで反撃して内藤にタッチ。内藤はバックエルボー、低空のドロップキックを炸裂させる。しかし、続くコーナーへの攻撃は棚橋に阻止され、ショルダーネックブリーカードロップも棚橋に切り返される。
棚橋からタッチを受けた小島は内藤をコーナーに追い込むと、棚橋もカットに入ってきた鷹木をコーナーに追い込んで、二人同時にマシンガンチョップを発射。そして小島は内藤にイッちゃうぞエルボーだ。
さらに小島はローリングエルボー、DDTで内藤を追い込んでいく。しかし、ここで鷹木がカット。追走式パンピングボンバーを小島に食らわせ、さらにカットに入ってきた棚橋も蹴散らしてしまう。そして小島には串刺し式のパンピングボンバーだ。
しかし、小島は続く鷹木のパンピングボンバーを逆にラリアットで打ち返し、内藤にはブレーンバスター。そしてトドメのラリアットを発射する。しかし、内藤はこれを回避して、小島の腕を掴むとバックエルボーを連発だ。
さらに延髄斬りで追撃すると、すぐさま鷹木が飛び込んできてパンピングボンバーを食らわせる。最後は内藤が小島をデスティーノでトドメを刺し、3カウントを奪ったのだった。