4.9両国決戦へ向けて激しい前哨戦が連発!
“IWGP世界ヘビー前哨戦”を制したザックが宣言!
「オカダは両国で俺にタップアウトする!」
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4月3日(日)、静岡・アクトシティ浜松で『HYPER BATTLE’22』開幕戦が開催された。今シリーズの最終戦となる4.9両国国技館大会ではIWGP世界ヘビー級王座をはじめとする各王座のタイトルマッチが組まれていることもあり、各試合で激しい前哨戦が展開された。
メインイベントで行なわれたのはオカダ・カズチカ&矢野通&YOHvsザック・セイバーJr&タイチ&DOUKIによる6人タッグマッチ。最終戦の4.9両国国技館大会で行なわれる王者・オカダvs挑戦者・ザックのIWGP世界ヘビー級戦と保持者・矢野vs挑戦者・タイチの『KOPW 2022』争奪戦のダブル前哨戦のため、当事者たちが火花を散らし合う。矢野とタイチが相撲ムーブの騙し合いを展開すれば、オカダとザックもお互いの動きを読み合って譲らない。最後はオカダのドロップキックによるカットをスカしたザックが、その目の前でYOHのファイブスタークラッチを胴締めスリーパーホールドに切り返してタップアウトを奪取。試合後にはマイクで「偉大で無敵なオカダはリョーゴクで俺にタップアウトする」と、不敵な予告を放ってみせた。
セミファイナルの第6試合は後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&真壁刀義&本間朋晃の毘沙門&G.B.H連合軍vsジェフ・コブ&グレート-O-カーン&ウィル・オスプレイ&アーロン・ヘナーレのUNITED EMPIREの8人タッグマッチ。4.9両国国技館大会でIWGPタッグ戦を行なう王者・毘沙門と挑戦者・コブ&オーカーンの前哨戦だが、挑戦者のオーカーンがレスリングテクニックの一つであるパンケーキを見せるなど絶好調。パートナーのコブも破壊力抜群のツアー・オブ・ジ・アイランドで本間にトドメを刺してタイトルマッチに向けて、幸先良いスタートを切った。
第5試合は高橋ヒロム&BUSHIvsEVIL&ディック東郷のL・I・JvsHOUSE of TORTUREのタッグマッチ。4.9両国国技館大会でNEVER無差別級戦を戦う挑戦者・ヒロムと王者・EVILにとっては前哨戦となる試合だったが、ゴング前の奇襲で始まるなど、終始荒れた展開に。反則三昧のEVILと東郷に手を焼いたヒロムだったが、東郷のスポイラーズチョーカーをBUSHIのカットで救出されると、名も無きヒロムロールで丸め込んで3カウントを奪取した。
第4試合は元IWGPヘビー級&IWGP世界ヘビー級王者が集結した豪華タッグマッチ。棚橋弘至&小島聡vs内藤哲也&鷹木信悟の一戦だ。終盤、鷹木のパンピングボンバーをアニマル浜口ジムの先輩の意地で、逆にラリアットで打ち倒して見せた小島。しかし、L・I・Jの波状攻撃を食らって、最後は内藤のデスティーノの前に沈んだ。
第3試合はエル・デスペラード&TAKAみちのくvsSHO&高橋裕二郎。4.9両国国技館大会で行なわれる王者・デスペラードvs挑戦者・SHOのIWGPジュニア戦の前哨戦となる鈴木軍vsHOUSE of TORTUREのタッグマッチだ。相変わらず挑発気味に、そして反則を交えつつデスペラードを翻弄するSHO。最後は裕二郎がTAKAをBIG JUICEで仕留めて、HOUSE of TORTUREに凱歌が上がり、タイトルマッチに向けて怪気炎を上げていた。
第2試合はタマ・トンガ&タンガ・ロア&邪道&田口隆祐&マスター・ワトvsバッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ&外道&石森太二&エル・ファンタズモの10人タッグマッチ。G.o.DとBULLET CLUBの因縁に加え、4.9両国国技館大会でIWGPジュニアタッグ戦を行なう王者・6or9と石森&ファンタズモにとっては前哨戦ということもあり試合は、リング内でも場外でも白熱。終盤、邪道がチェーズを追い込む場面も見られたが、元兄弟の外道が上手くレフェリーの注意を引きつけてチェーズをアシスト。邪道はチェーズのCトリガーの餌食となってしまった。
第1試合は永田裕志&藤田晃生vsタイガーマスク&中島佑斗という、ベテラン&ヤングライオンのチーム同士が激突したタッグマッチ。永田もタイガーもそれぞれヤングライオンの攻撃を受け止めつつ、強烈な技で厳しさを叩き込んでいく。最後は永田がナガタロックⅡで中島を仕留めて、貫禄を示したのだった。
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