第3試合はエル・デスペラード&TAKAみちのくvsSHO&高橋裕二郎の鈴木軍vsHOUSE of TORTUREのタッグマッチ。3.12『NEW JAPAN CUP 2022』愛知県体育館大会での襲撃事件を発端に決定した、4.9両国国技館大会で行なわれるデスペラードvsSHOのIWGPジュニア戦の前哨戦だ。
後から入場の鈴木軍。デスペラードがいきり立ってリングに上がると、SHOはスカすようにリングを下りて「下げて!」とアピールだ。ゴングが鳴って、試合はTAKAと裕二郎でスタート。まずは裕二郎がエルボーで攻め込んで先制していく。
TAKAはこれをサミングで遮断。フライングメイヤーから後頭部に低空のドロップキックだ。しかし、裕二郎もハンマースローでTAKAを投げると、エプロンからSHOがキック攻撃でアシスト。一気に流れを変える。
ここでタッチを受けたSHOはTAKAをボディスラムで叩きつけてから、コーナーのデスペラードを襲撃。エルボーで場外に転落させると、続けて鉄柵攻撃も食らわせる。そして裕二郎にタッチ。裕二郎はTAKAの髪の毛を掴みながらエルボーを連発だ。
再びSHOの登場。SHOは自軍のコーナーでTAKAの顔面を踏みつけ、挑発するように蹴り飛ばしていく。TAKAも立ち上がって反撃。角度を変えたビッグブーツを叩き込んでデスペラードにタッチだ。
デスペラードはSHOにバックドロップ。しかし、SHOも指を掴んで反撃に出る。ロープに飛んだデスペラードをレフェリーを盾に防御してスピアーを炸裂させたSHO。そして、グラウンドに持ち込んでアームロック。さらにショックアローの態勢に入る。
これをデスペラードはショルダースルーで回避。エルボーで反撃しに出る。だが、SHOはミドルキックを左腕に叩き込みアームブリーカーを連発。ならばとデスペラードもスパインバスターを炸裂させる。SHOも負けじとピンチェ・ロコを回避して、パイルドライバーを決めると裕二郎にタッチだ。
その裕二郎をデスペラードがロープに飛ばすと、コーナーのTAKAがエプロンから蹴りを放ってアシスト。デスペラードのスピアーが炸裂し、TAKAがタッチを受けて試合権利を得る。TAKAは裕二郎をヒザ蹴りからジャストフェイスロックに捕獲する。
これは逃げられてしまうが、スネ蹴りからスクールボーイ。だが、これをキックアウトした裕二郎はBIG JUICEの態勢に。TAKAもみちのくドライバーに切り返そうとするが、それを阻止。逆さ押さえ込みのように背中合わせの状態から首を掴むと、最後はBIG JUICEを決めて3カウントを奪ったのだった。