第1試合は永田裕志に藤田晃生がチャレンジ。永田は3.2武道館での『NJC』1回戦で後藤洋央紀に惜敗。一方、1回戦シードの藤田は3.10山梨での2回戦でYOSHI-HASHIと対戦。藤田としてはYOSHI-HASHI戦に向け、ベテラン永田を相手に爪痕を残したいところだ。
開始のゴング、リストの取り合いから永田がヘッドロック。そのままグラウンドに持ち込んで締め上げる。立ち上がると、藤田はハンマースルーを狙う。しかし、永田はグリップを離さない。
藤田はなんとかロープに飛ばすも、永田はショルダータックル。続いて永田はフロントネックロック。藤田は切り抜けてリストを捕らえる。そしてヘッドロックに移行するも、永田は切り抜けて腕を取る。
藤田が腕を取り返すと、永田はキックで距離ではねのける。続いて藤田はタックル。しかし、永田はフロントネックロック。藤田はリストを取りにいくが、永田は落ち着いて切り返して腕固め。そして腕ひしぎ逆十字へ。藤田は足をロープにかける。
永田は藤田を引きずり起こしてアームブリーカー。そしてチキンウィングアームロックを狙うも、藤田は足でロープエスケープ。
永田は後頭部にエルボーを落としてストンピング。さらに強烈なミドルキックでダウンを奪う。藤田はエルボーを放っていくが、永田は重いエルボー。
藤田はスキをついてその場飛びのドロップキック。さらに串刺し攻撃を狙うが、永田はフロントキック。しかし、藤田は切り抜けてランニングエルボーで永田をなぎ倒す。
カバーを永田が返すと、藤田はエルボーの連打からハンマースルー。そして鮮やかなドロップキックをヒット。続いて藤田は逆エビ固めを決めるも、永田は脚力ではねのける。
ならばと藤田はエルボーを連打。しかし、永田は一発のエルボーで動きを止める。さらにエルボーを重ねるが、藤田も必死に応戦。そしてボディスラムを狙うも、永田はこらえる。
すると藤田は顔面に張り手を見舞い、ラリアットのように体当たり。しかし、永田は耐え抜くと、キチンシンクを食らわせる。そして強烈なキックでなぎ倒してカバー。藤田がカウント2ではね返すと、永田はエクスプロイダーを炸裂。そこからナガタロックⅡにつないで藤田から貫禄のギブアップ勝ちを収めた。