LOCK UP
- 日時
- 2007年11月24日(土) 18:00開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 810
-
第7試合 45分1本勝負
WEWヘビー級選手権・次期挑戦者決定戦※石井がWEWヘビー級王座次期挑戦者に決定レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
関本をコーナーへ押し込んだ石井は、クリーンにブレイクせず、関本の胸板へチョップ。すると、関本はショルダータックル。石井がエルボー連打で応戦すると、再びショルダータックルでなぎ倒す。
さらに関本は、ショルダータックルで石井を場外へ転落させ、トペスイシーダ。筋骨隆々の体で宙を舞う。しかし、石井も関本を鉄柵へハンマースルーし、ラリアットで応戦する。
リングへ戻ると、ヘッドバット、張り手合戦を展開する両者。打ち勝った関本が、逆水平チョップ&エルボーを連打すると、石井も関本をコーナーへ押し込み、逆水平チョップとエルボーを交互に連打して串刺しラリアット。互いに一歩も譲らない。
関本はラリアット、パワースラムからコーナー最上段へ乗る。すると、石井はコーナーの関本を捕まえ、滞空時間の長い雪崩式ブレーンバスター。そして、ダイビングエルボードロップ、パワースラム、ジャーマンスープレックスホールドで関本を追い詰める。
だが、関本も石井のパワーボムを1回転して切り返し、パワーボムで石井を叩きつけ、そこから抱え込み式逆エビ固め、STFへ移行。これで石井の体力をジワリと奪い、ダイビングボディプレス、アルゼンチンバックブリーカー、ラリアットを繰り出す。
しかし、石井は怯まず、ラリアットで関本をダウンさせ、バックドロップ、ラリアット、垂直落下式ブレーンバスターで関本にフォールを迫るが、いずれもカウントは2。
関 本は、ブレーンバスターを切り返して石井の背後に着地すると、ジャパニーズレッグロールクラッチホールドの要領で転がり、そのままジャーマンスープレック スホールド。そして、ショートレンジラリアット。すると、石井もカウンターのキチンシンクで応戦。そして、自身の膝をついて落とす変型パワーボムから雪崩 式技を狙うが、関本はヘッドバットで抵抗して阻止。さらに、ジャンピングパワーボムで石井に主導権を渡さない。
ラリアットが5度相打ちになると、6発目で関本が石井を倒しカバーへ。そして、石井がカウント2で返すと、すぐにぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールドを決めるが、これでもカウント3は奪えない。
関 本から垂直落下式ブレーンバスターを食らった石井だったが、すぐに立ち上がって関本へお返しの垂直落下式ブレーンバスター。そして、みちのくドライバー IIから“トップロープ”雪崩式垂直落下ブレーンバスター! これが見事炸裂し、激闘に終止符を打った石井がWEWヘビー級王座次期挑戦権を獲得した。
試 合後、石井が「おい、マンモス、出て来い、コラ!」とマイクで叫ぶと、WEWのベルトを肩にかけたマンモス佐々木がリングに登場。石井は、「これで文句 ねぇだろ!」と言い放ち、エルボー、奪ったWEWのベルトでマンモスを殴打。セコンドが制止に入る中、アパッチの佐々木貴が石井を攻撃する。
すると、真壁を筆頭にG・B・Hの全メンバーがリングに登場。石井を救出し、アパッチを蹴散らす。
マイクを手にした真壁は、「オイ、テメェらみたいな中途半端なヤツがいるからプロレスはダメになるんだ。新春の後楽園によぉ、テメェらのクソみたいなベルトを持って来いや」と、アパッチを挑発。怒った貴が真壁に殴りかかり、リング上は再び大乱闘に。
す ると、アパッチは「そのクソどもの力を借りて興行を打ってるのは誰や? インディーはチームを組んでお前らに対抗したるわ!」(金村)、「中途半間なクソみたいなヤツにベルトを獲られたんやないか、お前ら。Hi69の分も含め て、仇もとったるわ」(マンモス)と、真壁に反論。
それでも真壁は全く動じることなく「テメェら、顔じゃねぇんだよ、バーカ!」とアパッチを一蹴。そして、両軍の乱闘に収拾がつくと、G・B・Hは石井の勝利をメンバー全員で祝福していた。
COMMENT
矢野「全部連れて来い、全部!」
真壁「ベルトは間違いねぇぞ!」
矢野「(ベルトを)全部持って来い!」
石井「タッグも持って来いよ!」
邪道「(石井の腰を指しながら)ベルトはもうここにかかっているようなモンだ!」
外道「クソヤローが! まとめてかかって来い! 何人いるんだ、クソが! クソが集まってもクソのままだよ、この野郎!」
真壁「へへっ、間違いねぇ。いいか、クソレスラーに言っとけ! テメェらに生きる価値はねぇんだよ! 悔しかったらベルト持って来いよ。持って来い!」
邪道「テメェら五分でやろうと思ってんじゃねぇよ。顔じゃねぇんだよ!」
矢野「消し去ってやるよ。存在ごとだ!」
本間「顔じゃねぇ!」
石 井「文句ねぇだろ。一言だけ言ってやる。関本、確かにアイツは化けモンだ。アイツは凄い。でもアイツを越えたら、もうマンモスはクソみたいなモンだ。もう (ベルトを)獲ったも同然。アイツら、タッグのベルトも持ってんだろ。タッグも持って来い。それでアイツら団体ごと消してやるから。それで、あのベルトだ け、生き返らせてやるよ」
関本「クソーッ! 次やればアイツに……」
※ここで金村、マンモス佐々木、黒田、GENTARO、WX、佐々木貴、KAZMA、井上、小幡が関本のところに駆けつける
マンモス「大介、大丈夫か?」
金 村「もうここまで来たら徹底的にやるよ。石井に(WEWヘビー級)ベルトは挑戦させへんから。マンモス、これはもうしょうがない。アイツらが巻くようなベ ルトちゃうから。次、何のためにWXがおんねん。大日本、アパッチ、KAIENTAI(-DOJO)、あと折原(昌夫)、ディック東郷、みんなで対抗した るよ。次、いつやLOCK UP? (来年)1月(13日後楽園)ホールか。その時はこっちが決める。ルールは金網の4名に手錠を置いて、それで時間差で4対4でも5対5でも何でもやったる よ。マンモス、お前のベルトはアイツに挑戦させへんから」
マンモス「兄さんがこない言っているけど、俺は別にいいし、いつでもいいぞ。タイトル無しでもやったるぞ。あとよぉ、クソクソクソクソ言いやがるが、クソみたいな扱い受けてきた人間が1番強いねんぞ、お前。分かったか」
関本「俺は何回でも行くぞ、オラ。石井、借りは絶対返すぞ!」
貴「おい、お前らクソクソ言うならよぉ、クソで結構だ、あぁ。クソならクソなりの意地ってもんを見せてやるよ。真壁、覚悟して待ってろ、オラ!」
KAZMA「K-DOJOの代表はTAKAみちのくじゃねぇぞ、このKAZMAだ。おい、長州、真壁、邪外、オメェらなぁ、俺が噛み付いてやる!」
金村「よしっ、やろう。とことんやろう。石井のベルトは無しやから」
※ここで金村とマンモスはコメントしている石井の所へ
金村「オイ、石井」
石井「何だよ、文句ねぇだろ!」
金村「ないよ。だけど、お前にはベルトに挑戦させへん」
石井「ふざけんなよ! 何の為に今日のカードを」
金村「お前が勝手に決めただけやろ!」
石井「(マンモスを指しながら)コイツがいいって言ったんだろ!」
金村「言ってないやろ」
石井「お前、来いや! 逃げるのか、コラ!」
金村「やかましい! お前みたいなのが挑戦するベルトちゃうんや! 1月、待っとけよ。金網デスマッチやろうか」
石井「マンモス、逃げてんのか! 何か言ってみろよ、コラァ!」
マンモス「俺はいつでもええぞ。来い、オラァ!」
石井「何だよ、お前まだ金村の下か。結局アパッチは金村か!」
※金村が石井に掴みかかろうとするマンモスを止める
金村「俺に言わせれば、LOCK UPは長州力や!」
石井「何だと、この野郎!」
※そして、引き上げていくマンモスと金村を追いかけ、石井も控え室へ