ＬＯＣＫＵＰ

日時: 2007年11月24日(土) 18:00開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 810

第5試合 30分1本勝負
G・B・H VS たかし軍＆大日本連合

真壁刀義
佐々木貴

矢野通
シャドウWX

境界線

14分20秒　トップロープからのキングコングニードロップ→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

佐々木は有刺鉄線バットを片手に入場。後から入場してきた真壁がエプロンに立つと、佐々木はドロップキックで奇襲攻撃し、場外戦を仕掛ける。しかし、真壁は佐々木の顔面を鉄柱にぶつけて返り討ちにする。
リングに戻ると、真壁と佐々木はエルボー合戦を展開。佐々木は、トラースキックで真壁を場外へ追いやり、スライディングキック。そして、観客席を連れ回し、扉へ激突させる。
ペースを掴んだ佐々木は、真壁の背中へサッカーボールキック連打。しかし、真壁は走ってきた佐々木をフラップジャックでトップロープ上へ落とすと、矢野との場外ハイジャックパイルドライバーで形勢逆転。ラフ殺法全開で佐々木にお返しする。
G・B・Hコンビは、その後も佐々木へ集中砲火。矢野はテーピングを利用したチョーク攻撃、真壁は“チェーン”スリーパーホールド、佐々木のボディへナックルを連打する。
劣勢を強いられる佐々木だったが、矢野の串刺し攻撃を避けると、バックドロップ、ランニングエルボーで反撃し、WXにタッチ。勢いよくリングインしたWX は、真壁、矢野をそれぞれラリアットで蹴散らしていく。さらにWXは、矢野に串刺しラリアット、ブレーンバスター、ダイヤモンドカッター。そして、ラリアットで矢野にフォールを迫る。
押され気味の矢野だったが、WXにバックを取られると、海野レフェリーの胸倉を掴んで踏ん張り、急所蹴りで脱出。真壁にスイッチする。
矢野と共にフラップジャック、トレイン攻撃でWXを攻めた真壁は、キングコングニードロップを狙う。すると、ここで佐々木が矢野から奪った“G・B・H”パイプイスを投げ飛ばして間一髪で阻止。そして、WXのアシストを受けながら佐々木が真壁に雪崩式ブレーンバスターを炸裂させる。そして、WXは2度のラリアット相打ちを経て、真壁のラリアットをガード。真壁をラリアットでなぎ倒し、佐々木に勝負を託す。
佐々木は、スイングDDT、右脚（ハイキック）、トラースキックをヒットさせ、座り込んだ真壁の体に有刺鉄線バットを固定しロープへダッシュ。
しかし、立ち上がった真壁は手にした有刺鉄線バットを振りかざすが、佐々木は回避する。有刺鉄線バットで再び迫る佐々木だったが、真壁はチェーンラリアット 2連発で対抗。場外で矢野がWXをコーナーのクッションで殴打している間に、コーナー最上段からのキングコングニードロップを炸裂させ、佐々木を轟沈した。

COMMENT

真壁「オイ、何分持ったよ？これだけ言っといてやる。こざかしいぞ、オイ！インディー？どうでもいいよ。俺の試合に何の意味があるんだよ。オイ、佐々木(貴)、テメェに1つだけ忠告しといてやるよ。テメェはもう終わってんだよ！終わってんだ!! 俺の荷物持ちからやらせてやるよ。荷物持ちだ。そろそろ軍門に下ったって事を認めろよ。テメェら、俺に何したって言うんだ？結果残したかよ? これだけ言っておくぞ。シャドウWX、クソ食らえだ！オイ、面白いじゃねぇか。楽しい試合っていうのは、こういうのを言うんだ。ギッタギタにボッコボコに回してよぉ、最後の勝負は俺が獲るんだ。悔しいかよ。オイ、大将、聞いてんだろ？インディーの大将、金村（キンタロー）、テメェ聞こえてんな？誰でもいい、もっと強いヤツをよこせ！もっと強いヤツをよ！まだまだ腹いっぱいにならねぇよ！いいか、テメェら忘れかけてるだろうから、もう1回言っておいてやるよ。いいか、これが現実なんだよ！いいな！所詮テメェらじゃ俺には敵わねぇんだ。これが現実だ！」
※矢野はノーコメント

※WXは有刺鉄線バットを佐々木に渡してノーコメントで控え室へ
佐々木「前回のシングル(07年9月23日後楽園ホール)に続いて真壁に2連敗。でもよぉ、負けたところから這い上がるのが俺らだから。負けてボロ雑巾にされながらも、そこから立ち上がるのが俺らのプロレスだからよ。真壁、怪物、大いに結構。必ずテメェをブッ潰してやるからな! 覚えてろオラァ!!」