ＬＯＣＫＵＰ

日時: 2007年11月24日(土) 18:00開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 810

第2試合 15分1本勝負
新日本 VS アパッチ＆大日本連合

石狩太一
小幡優作

裕次郎
井上勝正

境界線

12分36秒　ジャンピングフロントキック→片エビ固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

裕次郎と井上は、エルボー＆ショルダータックル合戦を繰り広げる。これを制した裕次郎は、ボディスラムから串刺し攻撃を狙うが、回避した井上はショルダータックルで応戦。互いに一歩も引かない攻防を展開した。
裕次郎＆石狩は、若い小幡をターゲットに絞る。石狩は井上に見せ付けるように小幡にサイドバスター、キャメルクラッチ。さらに、石狩の串刺しジャンピングキックから裕次郎が小幡にラリアットを炸裂させる。
その後、裕次郎が、小幡を逆エビ固めでガッチリ捕獲。井上はドロップキックでカットに入るが、裕次郎に一蹴され場外へ追いやられてしまう。
その後も裕次郎＆石狩に集中攻撃される小幡だったが、カウンターのドロップキックで裕次郎に逆転。井上とのタッチに成功する。
井上は、裕次郎にドロップキック、バックドロップ。さらに、エルボー合戦をヘッドバットで制すると、小幡に勝負を託す。リングインした小幡は、延髄斬り、ランニングエルボーから裕次郎にフォールを迫るが、キックアウトした裕次郎はパワースラムで応戦し、石狩とスイッチする。
石狩からスイングDDTを決められた小幡は、それでも怯まず、スピンキック、延髄斬り、フェースクラッシャー、エクスプロイダーと連続攻撃。そして、井上の若作りバスター（フィッシャーマンスバスター）からダイビングボディプレスで石狩にフォールを迫る。
裕次郎と井上が場外でやり合う中、小幡はスワンダイブ技を狙う。すると、石狩はロープの上に乗った小幡を強引に担ぎ上げ、変型フェースバスター。さらに、スクリューハイキック、トラースキックから左右のエルボーを連打し、最後は小幡の顔面をジャンピングフロントキックで蹴り上げ、3カウントを奪った。

COMMENT

裕次郎「いい意味で差を感じた。新日本で練習してきた自分と、石狩太一は昔、全日本にいたみたいですけど、さぼった分、今、新日本で一緒に練習して、しっかり取り戻しているので。彼ら“ド”インディーと、メジャー団体の新日本と、年もそんなに変わらなくて、いい意味で差を感じました。それは自信になりますよ」
石狩「今、新日本で練習して、みっちりしごかれています。新日本の道場で、みんなと一緒に毎日厳しい練習をしているので、こんな他団体に負けていられないですよ」
裕次郎「スクワット1000回、プッシュアップ1000回、腹筋1000回、スパーリング10分5本、毎日やっています。全日本とは違いますよね」
石狩「全然違う。新日本のほうが厳しい。新日本こそが真のプロレスなんじゃないかと今、僕は思っていますので、新日本プロレスでトップを目指すために、僕は毎日頑張っています。上を目指して頑張ります！」

井上「(うずくまる小幡に向かって)すまない、助けられなくて……。僕らはもっと連携、連携で行くべきだったと思います。でも、これが終わりじゃないと思っていますから。何時でも行くよ。次はもっともっとと思っていますから。必ず１個１個、力をレベルアップして何度でも挑みます。ありがとうございました！」
小幡「ありがとうございました」