第4試合は2.20札幌でKOPW 2021争奪戦を行なう挑戦者・矢野通と保持者・鈴木みのるが、それぞれ永田裕志、DOUKIをパートナーに前哨戦。
矢野はドッグケージを携えて入場。鈴木はKOPWのトロフィー、そして手錠を手に花道を進む。
鈴木軍はゴングを待たずに奇襲攻撃。鈴木は矢野を場外に連れ出し、ドッグケージに閉じ込めようとするも、矢野も徹底抗戦。
リング上ではロープに走ったDOUKIに対し、永田がキチンシンク。そしてミドルキックを連発。
だが、永田がロープに飛んだところで鈴木がぶら下がり式腕ひしぎ十字固めで捕獲。ここから鈴木軍は場外戦に持ち込み、鈴木は矢野の顔面に木槌を押し付ける拷問攻撃。さらに鈴木は矢野の足を捕らえ、ケージに放り込もうとする。
戦場がリングに戻ると、鈴木は木槌を永田の喉元に突き立てる。次はDOUKIがフライングメイヤーから低空ドロップキックをヒット。さらに永田の首筋にエルボーを落とす。
スイッチした鈴木は永田の顔面に挑発するように張り手。怒った永田はエルボーを返すが、鈴木も同じ技で応戦。競り勝った鈴木はロープへ。しかし、永田はフロントキックで動きを止め、エクスプロイダーを炸裂。
スイッチした矢野はコーナーパッドを外すが、鈴木がハンマースルー。すると矢野はロープにもたれかかって「ア~ア~ア~」と雄叫び。そして、鈴木の攻撃をかわして後頭部を叩いて挑発。
鈴木は矢野を金具むき出しのコーナーに自爆させようとするも、矢野は切り抜けてまたも鈴木の後頭部を叩く。さらに何度も「バカ!」と叩くと、怒った鈴木は強烈なエルボー一発で矢野をダウンさせる。
鈴木は矢野を引きずり起こして一本足頭突き。そして顔面へのフロントキックから、サッカーボールキックをお見舞い。怒りの収まらない鈴木は、矢野に強烈なエルボー。
続くロープワークの攻防では、鈴木が矢野をスリーパーで捕獲。そしてゴッチ式パイルドライバーを狙うも、矢野はショルダースルー。
矢野は自軍コーナーに戻ろうとするも、鈴木が妨害。しかし、矢野は鈴木にマンハッタン・ドロップを決め、ようやく永田にスイッチ。
鈴木は永田の蹴り足を捕らえてエルボー。交代したDOUKIは永田の足を踏みつける。鈴木は場外で矢野を蹂躙。
リング上、永田はDOUKIにフロントスープレックス。そしてナガタロックⅡを決める。だが、鈴木は矢野をロープに手錠でつないでから、永田をカット。
鈴木軍タッグは孤立した永田にトレイン攻撃。そしてサンドイッチ式キックからDOUKIがカバー。永田が返すと、鈴木はキチンシンクでねじ伏せ、DOUKIがダイビングフットスタンプを炸裂。しかし、カバーはカウント2。
すると鈴木は永田をスリーパーで捕らえ、そこからゴッチ式パイルドライバーを狙う。だが、手錠でつながれたはずの矢野が脱出してカット。そして矢野は鈴木軍タッグの同士打ちを誘うと634をお見舞い。
続いて矢野はDOUKIを金具むき出しのコーナーにハンマースルー。そこに永田が串刺しニーを叩き込み、最後はバックドロップホールドにつないでDOUKIから勝利を収めた。