メインイベント終了後、オスプレイはペットボトルの水を浴び、勝ち名乗りを受ける。ここでAブロック代表の鷹木信悟が拍手をしながらリングに登場。そしてマイクを手に取ると以下のアピール。
鷹木「どうやら、決勝の相手が決まったようだな(※場内拍手&歓声)。ヘイ、オスプレイ! グッドマッチ!(※と親指を立てる)グッドファイト! ユー・アー・アメージング! テクニック、スピード、パワー。ユー・アー・ストロング!(※場内拍手) バーット! バット、バット……。アイム・モア・ストロング! ザン・ユー!(※場内拍手&歓声)。オイ、いまの試合を観てわかるように、たしかにコイツはハンパねぇ。スゲー、レスラーだよ。だけどな! このオレも、新日本に初上陸して8ヶ月! 無敗という記録を持ってんだ(※場内拍手&歓声)。さらには! 『SUPERJr.』のAブロックを全勝で通過している(※場内拍手&歓声)。言っちゃ悪いが、オスプレイ。いまのオレ……、誰が相手でも負ける気がしねぇんだよ(※場内拍手&歓声)。もちろん、オマエが相手でもな。オスプレイ、6.5! 両国のメインで、オマエのその自信満々な鼻っ柱を、ヘシ折ってやる。最後に勝つのは! この、オレだ(※場内拍手&歓声)。オレの言いたいことは以上だ」
すると、オスプレイがマイクを握り「チョットマッテクダサイ!」と鷹木に日本語で語りかける。リングを下りようとしていた鷹木は不敵な笑みを浮かべ、足を止める。そして、オスプレイは以下のマイクアピール。
オスプレイ「チョットマッテクダサイ。日本語でしゃべってくれたのはいいけど、ワカリマセン。だけど、お前は英語がわかるよな。スコシ、俺にもしゃべらせてくれ。お前に向かってな。なあシンゴ、お前、ちょっと俺のことを見くびってやしないか? 俺が恐れてるのことはひとつだけ。多くのファイターに先を越されてしまうこと。アイ・ラブ・ニュージャパンプロレス。俺は常に冷静で謙虚でいる。シンゴ、お前もたまにはそうかもしれないけど、俺は毎日毎日、そう努めてるんだ。俺の人生訓のようなものだ。リングに上がるたびに、そうであるべきだってね。気持ちを落ち着かせてコントロールしている。俺が勝利を重ねられているのは、その賜物だ。多くのファンに対して、そういう姿を見せているんだ。そして逆に、俺はみんなからそれを教えられた。シンゴ、お前は何を慌てているのか知らないけど、闘う時は決まったんだ。俺とお前で。でも、ここは俺のホーム。お前の気持ちは受け止めた。俺は闘う。そう、ここで闘うまでだ。そして、お前を倒す。俺は英国を代表する男。ジュニアヘビー級、ヘビー級に関係なく。そして俺こそが、お前を最初に倒す男だ。お前に思い知らせてやる。俺はエアリアル・アサシン、ソラノオーサマ、ウィル・オスプレイ、そしてお前を倒す男だ、シンゴ。俺がドラゴンを成敗する」
両者は至近距離で視殺戦を展開。そして、鷹木はリングをあとに。オスプレイは再びマイクを握ると、以下のマイクアピール。
オスプレイ「オカヤマ、タノシンダ? 楽しんでくれたか? (※観客からの大歓声に)グッド。この場所に集まってくれたみんなが大好きだよ。みんなの大きな声援を浴びると、ファイトがわいてきて、みんなのために闘おうっていう気にさせられるんだ。みんな1人ひとりを愛してるし、みんな1人ひとりのために闘っていく。ここでハッキリ宣言しておく。約束しておくよ。リョーゴク・スモーアリーナ、ウィル・オスプレイとシンゴ・タカギ、俺が勝つ! そして『BEST OF THE SUPER JR.』優勝だ!」
こうして優勝を誓ったオスプレイは、リングに拳をつけると、気合の入った表情で花道を引き上げた。