THE NEW BEGINNING in OSAKA
- 日時
- 2016年2月11日(木) 15:30開場 17:00開始
- 会場
- 大阪・大阪府立体育会館
- 観衆
- 5,180人(超満員)
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第3試合 30分1本勝負
レフェリー|タイガー服部
MATCH REPORT
天山と中西の対決で試合開始。中西が天山のショルダータックルとチョップを受け止め、カウンターショルダータックルでなぎ倒す。すると、天山がモンゴリアンチョップ3連発で巻き返すが、中西はマッケンローで報復した。
小島対永田の場面。小島が腕ひしぎ逆十字固めを仕掛けるも、永田が切り返して脚を取る。その後、ロープ際で永田が不意打ちし、両者がエキサイトしてエルボーを打ち合う。そこから永田のミドルキックに対し、小島がショルダータックルでお返し。しかし永田は、カウンターキチンシンク、背中へのローキックを浴びせた。
ここから小島の動きが鈍り、中西&永田がダブルショルダータックル、中西がダブルチョップ、永田がショルダーアームブリーカー、ナガタロックII、中西が逆水平チョップ、ストンピング、永田がミドルキック連射、フロントハイキックなどで攻め立てる。だが、小島はDDTで永田に逆襲し、自軍コーナーへ帰還。
スイッチした天山は、永田へショルダータックル、モンゴリアンチョップ、ヘッドバット、串刺しラリアット、ブレーンバスター、マウンテンボムと猛攻。しかし、永田がアナコンダバイスを回避し、フェイント式浴びせ蹴りで逆転。
天山対中西の場面。中西がエルボー連打、のど輪ラリアット、野人ダンスラリアットで追い討ち。しかし天山は、カウンターニールキックで逆襲。これで小島が登場し、中西に対して逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー。そして、「いっちゃうぞバカヤロー!」をファンと大合唱するも、中西が野人ハンマーをお見舞い。
ここで永田が飛び込み、小島にタイナーで追撃。さらに、中西&永田が合体技イーストゴールドを敢行し、中西が小島にアルゼンチンバックブリーカー、永田が天山に腕固めを極める。すると、小島が脱出して中西にコジコジカッターを見舞うが、永田がエクスプロイダーで黙らせる。
ここで中西が再び小島を担ぎ、ヘラクレスカッターからフォール。だが、小島がキックアウトし、天山と共にテンコジカッターで逆転。
続いて小島は右肘のサポーターを捨て去り、ラリアットを発射。これは中西が両腕でブロックするが、小島はすかさず左のローリングラリアットを浴びせる。そして、改めてロープへ走り、ウエスタンラリアットで中西を轟沈した。
COMMENT
天山「オッケー、永田」
永田「いやぁ、悔しいけど、しょうがない。まだまだや」
※永田、中西、天山、小島がそれぞれとガッチリ握手
天山「今シリーズ、毎日や。毎日、テンコジ、そして永田・中西やってきて、今までも20年以上やって、いまだにこの新日本のリングに、俺ら残ってる。でもね、まだまだ俺らも欲があんねんって。今やらな、いつやんねんって。そういう話や。いつも闘ってるばかりや、おもろないよね。これからどんどん、この新日本の中で上に噛みついていきたい。俺もいつもそう思ってる。この3人もそう思ってるやろうし。それがたまたま今日、試合で熱くぶつかって、こうやって。普段、握手なんかしたことないようなヤツらとね、ガッチリ組んだんや。これから面白いものを見せたいね。たまたま違うぞ。必然やね、これはね」
中西「絶対死に物狂いなもの見せたるよ、お前。そのぐらいのことわかってるよ。俺らがやらな、どうすんねん!」
永田「最近、地方行くと言こえてくるんだよ。『第3世代の皆様、お疲れ様でした。ご苦労様でした』、『なんか第3世代もサラリーマンになっちゃいました』って。冗談じゃないって。俺らの力で、その冗談じゃないってことを、改めて証明しますよ、リング上で。NEVER SAY GIVE UP。NEVER GIVE UP。俺たちは決して諦めない。まだまだ俺たちの力はこのリングで、セルリアンブルーのリングで、最前線の一番強い力を出せる。それを改めて、この4人が出せるって確信できたんで。ならば、4つの勢いを一つにまとめて、大きくぶつかっていけばいいんじゃないかなと。そう思えたら、応えてくれたよ。俺たちは、まだまだこの生き様、強さ、このリングで見せてやる」
小島「こんな展開になると、誰が予想したか?もしかしたら、俺たち4人が一番予想できなかったかもしれない。だからプロレスは面白いんだ。こういうことになっちまうから。こんなことになるんだ。俺たち一生懸命やってれば、腐らずにやってれば、またこういう機会がやってくる。だからプロレスは面白んだ。ずっと長い時間やってきた。だからこそ、俺たちはあぁやってファンの人たちに応援してもらえるんだ。俺たちは、今はこうやってだんだん力とかは弱ってきたのかもしれないよ、歳とともに。でもその生き様を全部見せてるから、全部見てもらってるから、今日もたくさんの声援をもらうことができた。それをこれからも大事に、この4人でまだできることがあると思うんでね、やっていきたいと思います」
永田「謙遜してるけどね、力なんかこれっぽっちも落ちてないよ。最後のラリアットすさまじかったよ。見てて鳥肌が立ったよ」
中西「効いたよ、なかなか」
永田「これを俺たちが今の新日本にぶつければ、もっと凄いモノができる。俺たちは死んでない。NEVER SAY GIVE UP。NEVER GIVE UP。WE NEVER GIVE UP」