THE NEW BEGINNING in OSAKA

日時: 2015年2月11日(水) 15:30開場　17:00開始
会場: 大阪・大阪府立体育会館
観衆: 7,500人（超満員札止め）

第2試合 20分1本勝負

マスカラ・ドラダ
キャプテン・ニュージャパン

境界線

レフェリー｜佐藤健太

MATCH REPORT

　真壁の欠場に伴い、6人タッグマッチからタッグマッチへ変更された第2試合。
　
　ドラダ対中西で試合が始まり、ドラダがハンドスプリング＆バク宙でフェイント。そこからチョップを浴びせるも、軽々と受け止めた中西が強烈なチョップでなぎ倒す。それでもドラダはムーンサルトでなおもフェイントをかけるが、冷静に対処した中西が野人ハンマーでダウンさせた。
　タイガー対中西の場面。中西がのど輪ラリアットを仕掛けるも、タイガーが回避してローリングソバット。そして、ドラダと共に合体ブレーンバスターを仕掛けるも、中西が反対に2人を投げ飛ばした。
　キャプテン対タイガーの場面。キャプテンがパンチ連射で攻め込み、替わった中西がボディスラム。しかしタイガーは、低空ドロップキックをカウンターで見舞って逆襲。
　キャプテン対ドラダの場面。ドラダがスワンダイブミサイルキック、セカンドロープを移動してのミサイルキックでキャプテンに追い討ち。しかしキャプテンは、地獄突きをドラダとタイガーへお見舞い。さらに、ジャンピングショルダータックルでドラダを吹き飛ばす。
　ここで中西組がトレイン攻撃を仕掛けるが、ドラダがキャプテンの串刺し攻撃を回避。しかし、中西が捕まえ、ネックハンギングツリーで持ち上げる。ここでキャプテンがコーナー最上段へのぼり、ドラダめがけてダイビングヘッドバットを発射。ところが、かわされて自爆してしまう。
　すかさずタイガーが中西を場外へ落とし、キャプテンへハイキック。そこからドラダがボディスラム、カンクーントルネードで続く。
　苦しくなったキャプテンは下から回転エビ固めを繰り出すが、ドラダがさらに回転して押さえ込み、3カウントを奪った。

COMMENT

タイガー「グラシアス(ドラダとガッチリ握手)。今日は真壁がね、急遽体調不良ということでカードが、小島さんが抜けて、ジェイも抜けてね、ジュニアヘビー級対ヘビー級っていう構図になったわけだけどね。今日のドラダを見てわかる通り、俺たちジュニアかもしれないけど、ヘビー級とはなんら一つも劣ることはないと。ヘビーでもなんでも、ジュニアは勝つ。それは相手が誰であろうと、今日は中西さんもいたんだ。あれだけデカい人がいても勝てる。プロレスはなにが起こるかわからない。ジュニア、ヘビー、なんの関係もない。そしてあと一つ、ライガーさん、いよいよ仙台タイトルマッチだけどね、まぁ俺はライガーさんに勝ってもらって、ライガーさんがしっかりと防衛した暁には、俺を挑戦者として指名してほしいし。またどういう風になるか見ものだし。逆に俺はライガーさんのセコンドにでもついて、見てみたいって気もあるし」
※タイガーが通訳。
ドラダ「マスカラ・ドラダ、イチバン。パートナーはレジェンドのタイガーマスクで、相手は中西、キャプテンだったけど、勝ったのは俺だ。マスカラ・ドラダ、イチバン。IWGPジュニアヘビーに挑戦したい。オネガイシマス」

キャプテン「（報道陣に向かって）キミ、3カウント入ったのか?（※『入りました』と答えると）あぁ……。私はな、間抜けでもバカでもないんだ。スーパーヒーローなんだよ。しかし、今日の私は少しだけミスしたようだな」
※中西はノーコメントト