THE NEW BEGINNING in OSAKA

日時
2015年2月11日(水)   15:30開場 17:00開始
会場
大阪・大阪府立体育会館
観衆
7,500人(超満員札止め)

第5試合 60分1本勝負
IWGP Jr.タッグ選手権試合3WAYマッチ

  • (第39代王者組)
  • (挑戦者組)

VS

  • ボビー・フィッシュ

  • アレックス・シェリー

  • ニック・ジャクソン

  • 結果

    マット・ジャクソン

境界線

※オライリー&フィッシュが防衛に失敗。ヤングバックスが第40代王者となる。
レフェリー|マーティー浅見

MATCH REPORT

 世界トップクラスのJr.タッグチームが、3WAY形式のタイトルマッチで激突。
 
 シェリー対マットの場面。マットがシェリーを激しく挑発し、チンクラッシャー。だが、シェリーとKUSHIDAが素早くタッチを行ない、連携攻撃をお見舞い。さらに、乱入したニックにはダブルローキックを食らわせる。
 続いてKUSHIDAが低空ドロップキックでオライリーを倒し、シェリーが首を持って上体を起こす。そこにKUSHIDAが低空ドロップキックを発射。さらにKUSHIDAは、トップロープを支点にしたバク転キックをオライリーに浴びせる。
 すると、オライリーが場外に逃げ出し、追いかけたKUSHIDAにフィッシュがカウンターラリアットをお見舞い。その後、フィッシュがシェリーに串刺しボディアタックを浴びせ、オライリーが串刺しジャンピングハイキックで追撃。そして、フィッシュがシェリーをバックブリーカーで捕らえ、オライリーがコーナー最上段からダイビングニードロップを見舞う。
 KUSHIDAがリングへ戻ると、オライリーとフィッシュは合体DDT&変型バックドロップの連続攻撃を敢行。さらにフィッシュが、ブレーンバスター、カウンターバックエルボー、変型ファルコンアローで追い討ちをかける。
 すると、マットがヘッドシザースでオライリーの首を固定し、ニックがジャンピングハイキックをお見舞い。そして、マットがスリーパーホールドでKUSHIDAを苦しめる。
 それでもKUSHIDAはロープへ走るが、ニックが場外に引き込む。しかしKUSHIDAは、マットがリング内から放った低空ドロップキックをニックへ誤爆させ、リングへ生還。さらに、ハンドスプリングエルボーでマットとニックをまとめて吹き飛ばし、ようやくシェリーとタッチ。
 そのシェリーはコーナー最上段からのフライングボディアタックでマットとニックをなぎ倒し、ジャンピングネックブリーカー&ブルドッキングヘッドロックの同時攻撃で追い討ち。
 次にシェリーはエプロンでフィッシュを鉄柱へ叩きつけ、場外のオライリーへジャンピングニーアタック。そして、エプロンからリング内のニックへジャンピングボディプレスを放つも、ニックが両膝を立ててブロック。
 勝負を託されたKUSHIDAは、ニックに後方回転エビ固めを仕掛けつつ、マットをジャーマンスープレックスホールドで叩きつける。その後、マットが場外のシェリーたちにムーンサルトアタックをお見舞い。
 一方、リング上ではオライリーがKUSHIDAにブレーンバスターを仕掛ける。しかし、KUSHIDAが回避し、オーバーヘッドキックで反撃。さらにKUSHIDAは、バックブリーカーでオライリーを叩きつけ、コーナー最上段へのぼる。そして、場外のマットとニックへトペコンヒーロを食らわせる。
 リングへ戻ったKUSHIDAは、改めてオライリーへムーンサルトプレスを発射。ところが、オライリーが腕に絡みついて自由を奪い、フィッシュがダイビングヘッドバットを投下。
 すると、マットがオライリーへダイビングヘッドバットを浴びせ、シェリーがマットへダイビングエルボードロップ。しかし、その直後、ニックがシェリーへファイヤーバードスプラッシュ。
 その後、マットとニックがKUSHIDAへモア・バンク・フォー・ユア・バックを仕掛ける。これをフィッシュが妨害するも、マットが背後から急襲。シェリーがフィッシュを場外へ追いやり、KUSHIDAがエプロンから空中胴締め落としを食らわせる。
 その後、KUSHIDAが倒立式ニールキックを繰り出すも、オライリーとフィッシュに受け止められ、マットとニックがインディテイカーを敢行。
 さらにマットとニックは流れるような連携攻撃でシェリー、オライリー、フィッシュを次々とリングから排除。そして、今度こそモア・バンク・フォー・ユア・バックでKUSHIDAを倒した。

COMMENT

マット「2度目だ、2度目。これでやっと収まるところに収まった。俺らがこれから、このジュニアヘビー級でタッグの歴史を作っていくぞ。俺たちがベストタッグチーム。だから、俺たちがこのベルトを失ってから、IWGPタッグのタイトルの価値は下がっていった。でも、俺たちにこのベルトが戻ってきたことで、これから上がっていくから。何ならもっともっと俺たちにタイトルを預けたらいい。そうすれば金も入るし、トレンディになる。そして熱くなるしな。俺たちこそがジュニアタッグチャンピオンさ」
ニック「ジュニアだけじゃないぞ。ヘビー級を含めても、俺たちがベストタッグチーム。ドク・ギャローズとマシンガン(カール・アンダーソン)でも、俺たちにはかなわないさ。ジュニアだからって俺たちがベストタッグじゃないっていうことにはならない」
マット「そうさ。この地球上、いやすべての惑星を見渡しても俺たちがベストだ。ここにIWGPジュニアタッグのベルトがあることが、それを証明しているだろ。俺たちの試合が見たいなら電話して来い。twitterでメッセージをよこせ。俺たちはこのベルトを持って家に帰る。誰が今日の会場を満員にしたと思ってるんだ? ヤングバックスだぜ。もっともっと満員にしてほしいなら、俺たちを呼ぶことだな。さぁ、2タイムズ・チャンピオンが今から動き出すぜ」
 
カイル「ふざけるな。俺たちは負けてない。俺たちがIWGPジュニアタッグチームチャンピオンだ」
ボビー「そうだ。みてみろ、俺たちの体を。無傷だ。俺たちはこんなやり方認めない。俺たちはやられてない。IWGPジュニアタッグのタイトルを賭けて、俺たちと闘え」
 
シェリー「KUSHIDAは最高のレスラーだ。俺は2013年の『BEST OF THE SUPER Jr.』の決勝に上がった。そしてKUSHIDAは2014年の『BEST OF THE SUPER Jr.』の決勝に上がった。あと少しで新日本プロレスジュニアタッグは生まれ変わる。そしてそれはタイムスプリッターズから始まる。2015年、タイムスプリッターズがIWGPジュニアタッグのベルトを取り戻す。そしてIWGPジュニアヘビーのベルト、『BEST OF THE SUPER Jr.』のタイトルも、すべてタイムスプリッターズが手に入れる。もう時は動いている、ティックタック、ティックタック」
KUSHIDA「もう新しいジュニアの姿、形がぼんやり手に届くところまで来てるんだけど、また遠ざかった。ハァハァ、だけど歩みを止めないよ。そんな1回の負け、1回の勝ち。負けと勝ちをたくさん繰り返して、今俺はここにいるんだ。もう1回靴ひもを結びなおして、またやり直します」
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出場選手

  • シリーズ画像 ボビー・フィッシュ
  • シリーズ画像 カイル・オライリー
  • シリーズ画像 アレックス・シェリー
  • シリーズ画像 KUSHIDA
  • シリーズ画像 ニック・ジャクソン
  • シリーズ画像 マット・ジャクソン

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