矢野＆桜庭のコンビとオカダが合体。ファレ＆高橋＆トンガのBULLET CLUBと激突。
　オカダとファレは先シリーズ中にタッグマッチで7度も対戦。対戦成績はファレが6勝1敗と大きく差をつけており、2月1日後楽園ホールではオカダから直接3カウントを奪っている。
　
　BULLET CLUBが奇襲を仕掛け、乱闘で試合がスタート。そのまま高橋が桜庭を捕まえ、噛みつき攻撃を繰り出す。しかし桜庭は、カウンターハイキックで高橋をなぎ倒し、サクラバロックで捕獲。そして、カットに入ったトンガをハイキックで蹴散らした。
　オカダ対ファレの場面。オカダがランニング低空フロントキックを見舞うと、ファレがショルダータックルで報復。これを合図に場外戦が勃発し、大ダメージを負ったオカダの動きがストップ。
　オカダが辛うじてリングへ戻ると、トンガがジャンピングボディプレス、高橋がスイングネックブリーカーなどでいたぶり続ける。しかしオカダは、フラップジャックで高橋に逆襲。
　タッチを受けた矢野は、ニュートラルコーナーのクッションを取り去り、むき出しになった金具へ高橋を叩きつける。そして、YTRアピールを狙うも、高橋が背後から妨害。
　その後、矢野が再びYTRアピールを開始し、突然振り返って背後から近づいていた高橋を仰天させる。そして、矢野が高橋を転倒させると、控えの桜庭がキックをお見舞い。これで矢野は今度こそYTRアピールを完遂した。
　すると、高橋が顔面攻撃で巻き返し、デニーロポーズで矢野を挑発。しかし、矢野もすぐに顔面攻撃をやり返し、“本家”デニーロポーズを決める。だが、高橋がフィッシャーマンバスターで叩きつけた。
　オカダ対ファレの場面。オカダがフロントハイキック、DDTで先制。さらに、串刺し攻撃を回避してファレをコーナーに激突させ、巨体をボディスラムで投げ捨てる。
　続いてオカダはコーナー最上段へのぼるが、ファレが立ち上がり、バックフリップで逆襲。さらに、カウンターラリアットへ繋ぐと、バッドラックフォールの体勢に入る。だが、オカダが背後へ着地し、ショートレンジドロップキックをお見舞い。
　オカダ対トンガの場面。トンガがカウンタードロップキックを浴びせ、串刺しジャンピングボディアタックで追撃。さらに、高橋が串刺しフロントハイキック、ファレが串刺しボディアタックで続くと、トンガは変型ヘラクレスカッター、トンガンツイストで追い討ち。
　次にトンガはベレノの体勢に入るが、オカダがショルダースルーの形で投げ飛ばし、カウンタードロップキック。すると、ファレがグラネードを狙うが、オカダがショートレンジドロップキックで吹き飛ばし、ロープ際のラリアットで場外に落とす。
　ここからオカダは、コーナー最上段からのダイビングエルボードロップでトンガに追撃し、レインメーカーポーズ。そして、レインメーカーでとどめを刺した。
　
　試合後、オカダがトンガを踏みつけてレインメーカーポーズを披露し、場外のファレを挑発。さらに、ファレの方へ歩み寄り、上から見下した。

　その後、ファレ組が退場すると、オカダ、矢野、桜庭の3人がコーナーへのぼり、ファンの大声援に応えた。

オカダ「一つ言いたい、誰がスランプだコノヤロー。こんだけ強くて、スランプだって言ったら、どんだけ俺は強いんだ? スランプでもなんでもねぇんだ。これがいつも通りの実力だ。もっとほしいのか? 任せなさい、すぐみんなの想像するスランプってのを抜けてやる。もっともっと強くなってやる。見とけよコノヤロー」
外道「オイ、いいかファレ。今までのビハインドはよぉ、これから一気に獲り返してやるから、見とけコノヤロー」
矢野「勝ったな、オイ。これからも頑張ります。ハハハ(笑)」
桜庭「ありがとうございました」
 
ファレ「オカダよ、走り続けろ。走り続けるんだ。だけど足元を見るがいい。そこには俺がいる。今日のことは忘れない。この借りは必ず返す。次は俺だ。それを覚えておけ」
※高橋、タマはノーコメント