DESTRUCTION in KOBE
- 日時
- 2015年9月27日(日) 15:00開場 16:00開始
- 会場
- 兵庫・神戸ワールド記念ホール
- 観衆
- 6,120人(超満員)
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第6試合 30分1本勝負
スペシャル6人タッグマッチレフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
オカダとAJが先発で試合開始。両者ロックアップからバックの取り合い、グランドの攻防へ。ロープ際、オカダはクリーンブレイク。オカダがエルボーの連打からドロップキックを狙うが、これはAJがかわし誤爆を誘うと、スタイルズクラッシュの体勢へ。オカダはこれを逃れると、レインメーカーを狙う。しかしAJもこれをかわし、いったん下がる。
桜庭対コーディの場面、桜庭はコーディの足をとりにいくと、コーディはこれを嫌い、トンガとタッチ。
トンガは独特の動きで矢野を追いかけまわすと、「気持ちわりぃ」とロープへエスケープし、「ブレーク!」と叫ぶ。それでもトンガは再び独特のムーヴで矢野のバックとをとると、そのままドロップキックを見舞う。だが、矢野も一瞬の隙をつき、コーナーマットを外すと、リング中央で「タマ・トン・ガ」と叫ぶトンガの頭部へコーナーマットを叩きつける。
そして矢野がYTRポーズを狙うが、コーディが背後からカットへ。しかし矢野はこれを読んでいたのか、コーディのカットをかわし、再びYTRポーズへ。ならばと、今度はAJが背後からカットに入ろうとするも、これも読んでいたのか矢野は振り返り、AJを威嚇。だが、その隙にトンガがコーナーマットを掴むと、そのまま矢野の頭部へ振りおろしていく。直後にBULLET CLUBがCHAOSを襲撃し、場外で鉄柵攻撃を敢行。
矢野対AJの場面、AJはトップロープを利用し、矢野の首を締め上げていくと、矢野の顔面へコーディがエルボーを見舞っていく。そこへオカダがカットに入るも、AJがカウンターのドロップキックを見舞い迎撃。AJと代わったコーディは矢野を金具むき出しのコーナーへ打ちつけると、グランドの体勢から矢野の首を締め上げ、トンガとタッチ。トンガも矢野を金具むき出しのコーナーに打ちつける。しかし矢野もトンガを金具むき出しのコーナーに打ちつけ反撃に出ると、再度YTRポーズへ。だが、これもトンガは背後からエルボーを振りおとし阻止。それでも矢野はロープへ走ったトンガの髪を掴み、そのままリングにトンガを叩きつけると、オカダとタッチ。トンガもAJとタッチすると、オカダはDDTでAJをリングに突き刺し、跳ね起き。さらにオカダはフラップジャックでAJを投げ飛ばしていく。だが、AJも高速のブレーン・バスターで、オカダをコーナーマットに向かって投げ捨てていく。そこへBULLET CLUBがトレイン攻撃を敢行すると、続けてAJはスワンダイブ式フライングフォーアームを的中させ、スタイルズクラッシュの体勢へ。しかしオカダは逆にAJを担ぎ上げると、ツームストンパイルドライバーを決める。
桜庭対コーディの場面、コーディはファイヤーマンズキャリーの体勢から、桜庭の腹部を自身の膝に落としていくと、さらにコーディはトンガを担ぎ上げ、そのままトンガを桜庭に落としていく。続けてコーディはローリングラリアットを狙うが、これは矢野が背後からコーディへ急所攻撃を見舞う。そして桜庭がスリーパーでコーディを締め上げるが、これはAJがカットへ。だが、そのAJに向かってオカダがカウンターのドロップキックを放つと、最後は桜庭がサクラバロックを極め、コーディからギブアップを奪った。
試合後、マイクを握ったオカダは、「オイ、AJ。お前はな、このベルトを獲ることが出来ない。IWGPヘビー級のチャンピオンは……この俺だ。そして2016年1月4日東京ドームのメインイベントに立つのは……この俺だ!」とAJを挑発。
これには、AJもエプロンサイドに上がり、指で作った銃口をオカダのこめかみにつきつけると、オカダはセカンドコーナーに登り、レインメーカーポーズをとり、さらにAJを挑発した。
COMMENT
外道「オイ、AJ、次のタイトルマッチでよ、東京ドームのメインイベントにふさわしい人間がな、チョイスされるな。まあ、誰だと思う? どっちだと思う? もちろんよ、レインメーカーに決まってんだろ、この野郎」
※矢野&桜庭はノーコメント
AJ「オカダ、お前は何、間違ったこと言ってるんだ? お前は間違ったものを見ている。気をつけるんだな。そのベルトは俺がいただく。IWGPヘビー級の ベルトは、俺の腰に巻かれるんだ。お前はわかってるか? 俺はお前の眼を見てわかったことがある。お前は俺を恐れている。お前の眼にそれが表れていた」
※トンガ&ホールはノーコメント