『ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27』第4戦にして、後楽園ホール3連戦の最終日。Bブロック公式戦の第2試合と、翌日に行われるAブロック公式戦の前哨マッチがズラリと並んだ。

　オープニングマッチは、真壁組vs後藤組の6人タッグマッチ。真壁、飯伏、後藤、石井は『G1』Aブロックにエントリーしており、真壁と後藤、飯伏と石井が7月23日（日）町田、真壁と飯伏が7月26日（水）仙台、飯伏と後藤が8月11日（金）両国で対戦する。

　飯伏対石井で試合が始まり、石井がヘッドロックからショルダータックル。すると飯伏はアームホイップ2連発で巻き返すが、石井が次のミドルキックを回避。
　続いてエルボー合戦になり、石井が連打で押し込む。しかし、飯伏がローリングソバットで石井を黙らせ、ミドルキックでダウンさせる。それでも石井はパワースラムで巻き返し、ヘッドバット、逆水平チョップ連打で報復した。
　ここから飯伏は孤立してしまうが、カウンタードロップキックで後藤、フランケンシュタイナーで石井に逆襲。タッチを受けた真壁が、ショルダータックル、カウンタータックルで後藤に追い討ちをかける。
　真壁の攻撃は続き、串刺しラリアット、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールド。その後、両者が互いにラリアットを繰り出し、相打ちでダブルダウンとなった。
　フィンレー対外道の場面。フィンレーがドロップダウン＆リープフロッグで外道を翻弄し、カウンタードロップキックで吹き飛ばす。そして、串刺しエルボースマッシュ、ダイビングエルボースマッシュで追撃。
　次にフィンレーはPrima Noctaを狙うが、外道が回避し、石井がフィンレーにエルボーを浴びせる。すると、飯伏がスワンダイブミサイルキックで石井を場外へ追いやり、プランチャで押し潰す。
　だが、外道がフィンレーをロープへ激突させ、反動を利用してスクールボーイで丸め込む。これをフィンレーが返すと、外道はトラースキックから首固めを繰り出す。
　それでもフィンレーが肩を上げると、外道は逆さ押さえ込みの体勢に入る。ところが、フィンレーがPrima Noctaに切り返し、外道を葬った。

　試合後、真壁と後藤が番外戦を展開し、ゴングが乱打される。一方、飯伏と石井は額を突き合わせ、一触即発で睨み合った。

真壁「オイ！いいか！今までの鬱憤を明日晴らしてやる！後藤！テメーがそうくるならこっちもいくぜ！それだけだ！」
飯伏「どんどんコンディションも高まってきて、3年前の『G1』で石井さんには負けているので、その借りを返そうと思います。絶対負けられない。明日試合を観てもらって、結果は勝たないといけない状態なんですけど、本当に負けられないと思っています。とりあえずコンディションは最高なんで。この状態で闘えるのは良い機会かな。自分は全力で闘いますよ。楽しみです。ありがとうございました」
※フィンレーはノーコメント

石井「飯伏ィーッ！ 飯伏ィーッ！ （※TVカメラに向かって、親指を下に向けて振り下ろすと、そのまま控室へ）」
※後藤、外道はコメントなし。