G1 CLIMAX 27 – 東京・後楽園ホール　7/22（土） – 第7試合

ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27

日時: 2017年7月22日(土) 17:30開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
放送
観衆: 1.737人（札止め）

第7試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦

（1勝1敗＝2点）
（1勝1敗＝2点）

境界線

11分22秒　ゴッチ式パイルドライバー→体固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　Bブロック公式戦として鈴木みのる（0勝1敗）とSANADA（1勝0敗）が対峙。鈴木は入場時、ヤングライオンの成田に蹴りを見舞ってからリングイン。

　開始のゴング、鈴木は不敵な笑みを浮かべながら近づくが、SANADAは目を合わせず。鈴木が張り手を見舞うと、SANADAはエルボーを連発。さらにコーナー際でもエルボーを叩き込み、足で踏みつけていく。
　鈴木が「来い、コノヤロー！」と雄叫びをあげると、SANADAは串刺し攻撃を狙う。これは鈴木が切り抜けるも、エプロンサイドに着地したSANADAはスワンダイブ攻撃の体勢へ。だが、鈴木はSANADAを墜落させ、ロープ越しにぶら下がり式の腕ひしぎ逆十字。さらにエプロンサイドを走りながら、SANADAの胸板にキック。
　鈴木は場外戦に持ち込み、SANADAを鉄柵に叩きつけると、パイプイスでその背中を打ちつける。さらに鈴木がレフェリーの注意を引きつけているうちに、デスペラードもSANADAにイス攻撃を見舞っていく。
　リングに戻ると鈴木はフロントキック。そして、SANADAを無理やり場外に落とすと、またもや鉄柵に叩きつける。さらに鈴木は挑発するようにSANADAに張り手。続いてナックルパート二連発、ニーリフト。ここでSANADAをリングに戻した鈴木は、その顔面を蹴りつけていく。
　SANADAも胸板への張り手で返していくが、鈴木は強烈なエルボー一発でダウンさせる。場内が「SANADA」コールに包まれると、鈴木は「ウルセー！」と鬼の形相。SANADAは低空ドロップキックで反撃するも、ここでデスペラードが乱入。だが、SANADAはドロップキックでこれを排除。続いてSANADAは鈴木にもスワンダイブ式ドロップキック。
　ここからSANADAはパラダイスロックを狙うが、鈴木は腕ひしぎ逆十字で切り返す。さらに鈴木は串刺しフロントキックから、胸板にサッカーボールキックを狙う。しかし、SANADAはその足を捕獲するとドラゴンスクリュー。そして、もう一度パラダイスロックを狙うが、またも鈴木は腕ひしぎ逆十字。しかし、SANADAは意地でパラダイスロックを完成させ、低空ドロップキックをヒット。
　ここでSANADAは花道を下がると、走り込んでエプロンサイドの鈴木にドロップキック。戦場がリングに戻ると、SANADAはTKOを狙うが、鈴木はうまく着地。ならばとSANADAはSkull Endを狙うが、鈴木は切り抜けてスリーパーへ。そして、ゴッチ式パイルドライバーの体勢に入るも、SANADAはリバース。
　だが、鈴木はしつこくスリーパー。これをバックドロップで返したSANADAは、続いてTKOをヒット。そして、Skull Endを狙うが、鈴木はすばやい動きでスリーパーへ。だが、SANADAもしつこくSkull End。しかし、鈴木は意地でスリーパーに返し、一気にゴッチ式パイルドライバーをヒット。この一撃でSANADAを沈め、鈴木が1勝目を手に入れた。

　試合後、鈴木はSANADAの顔面を踏みにじり、ストンピングを叩き込んでから堂々と勝ち名乗りを受けた。

COMMENT

鈴木「なんだぁ？なんだぁ？お前らよぉ、裸の姉ちゃんに集まるオタクの小僧かよ。黙ってカメラ向けているだけかよ。おめでとうございます。素晴らしい試合でした。絶賛してみろよ。なんとか言ってみろ。この野郎！」
※記者、カメラマン一人一人を睨みつける。
――素晴らしい試合でした。
鈴木「だからなんだ？だからなんだ！？勝つことがすべてだ。そう勝つことがすべてだ！なんだ？ロス・インゴブレナブレス。ハハハ…なにイキがってるんだよSANADA。おい！小僧よ…あっせんなよ！！」

SANADA「そもそも、俺はこの『G１』、勝とうが負けようがどっちでもいいと思ってるんだ。一つだけ見つけたのは、新しいSANADAだけかな」