Road to DESTRUCTION
- 日時
- 2014年9月15日(月) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 2,015人(超満員札止め)
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第2試合 20分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
シェリー対タイガーの場面。シェリーが串刺し攻撃を回避してタイガーをコーナーにぶつけ、エプロンからショルダータックル。そこからスワンダイブ攻撃を狙うも、タイガーが妨害して場外に落とす。次のプランチャはシェリーが回避するが、タイガーはすぐにローリングソバット、キック連射をお見舞い。
ここから田口組がシェリーを捕まえ、痛めている左肩に集中攻撃を浴びせる。田口が腕ひしぎ逆十字固めを極めれば、タイガーはリバースダブルアームバーで続く。
まったく反撃できないシェリーだったが、ライガーのダイビングボディプレスを両膝でブロックし、ようやく自軍コーナーへ生還。スイッチしたBUSHIが、トップロープを支点にしたバク転キック、コーナー最上段からのフライングボディアタックでライガーに追撃。さらに、ヘッドシザースホイップでライガーを場外に落とし、トペスイシーダを2連発で食らわせた。
KUSHIDA対ライガーの場面。KUSHIDAの串刺しダブルニーアタックに対し、ライガーが風車式バックブリーカーでお返し。これで田口の出番となり、スワンダイブミサイルキック、膝へのキック、低空ドロップキックでKUSHIDAに追い討ちをかける。
だが、次の三角飛びミサイルキックを回避したKUSHIDAが、ミドルキック連射、ハンドスプリングエルボーで逆襲。そこからホバーボードロックを繰り出すも、田口が脱出し、延髄斬りをお見舞い。そして、アンクルホールドを狙うが、シェリーがトラースキックでカット。
その後、タイガーがシェリーにローリングソバット、BUSHIがタイガーにミサイルキック、ライガーがBUSHIに掌底。そこからKUSHIDAとシェリーが、息の合った連係攻撃でライガーを排除する。
続いてKUSHIDAとシェリーは踏み台攻撃に行くが、田口が反対にKUSHIDAを踏み台にし、シェリーにミサイルキックをお見舞い。さらに、KUSHIDAの前方回転エビ固めを切り抜け、低空ドロップキックを浴びせる。
続いて田口はどどんの体勢に入るが、KUSHIDAが前方回転エビ固めに切り返す。すると、田口がさらに回転してアンクルホールドを極めるが、KUSHIDAが下から足を取って前方回転エビ固め。これを田口が切り返すと、KUSHIDAがさらに回転してポジションを変え、後方回転足折り固めで3カウントを奪った。
試合後、KUSHIDAと田口は一触即発で睨み合った。
COMMENT
KUSHIDA「田口隆祐のちいさな、ちいさな声じゃなに言ってるかよくわからないよ。『SUPER Jr.を後楽園ホールに戻したい』だって。アナタ『G1 CLIMAX』中、なに考えて生きてたんすか? 西武ドーム見たでしょ? 実際こんだけジュニアとヘビーじゃ差がまだまだ全然あるんだ。田口隆祐、俺はもう志の大きさの次元が違うよ。ただ今まで見たことない田口隆祐が間違いなく、今日あのリングにいたから。神戸、俺が負けるわけにはいかない」
シェリー「今日の試合を見ただろ? KUSHIDAがベストレスラーだ。そしてタイムスプリンターズは今日で2年目。2年目で俺たちはジュニアのトップタッグチームになった。進撃のシェリー、進撃のKUSHIDA、進撃のタイムスプリンターズ。時は動いている、チックタック、チックタック(指を左右に動かし、時計の針が動いていることをジェスチャー)」
KUSHIDA「タイムスプリンターズも今日でちょうど2年目だからね。俺、今日この場に立てて、この2本のベルトを持ってるのはシェリーがここまで引っ張りあってくれたからで、その感謝の気持ちを忘れないから。シャリーに一花咲かせたいっすね次は」
(KUSHIDAとシェリーがタッチをかわす)
田口「あぁ!KUSHIDA…何が悔しいって、12年かけて完成させたアンクルホールドを、あっさりかわされる事。クッソ!まだまだ、開幕。まぁ開幕取れたからね。ええ。まだ、のびしろがあるということだけ。ええ。まぁ、あと一週間でどれだけ対策を練れるのか。どっちがどう切り返すかも勝負ですから。まぁね。まだ『ホバーボードロック』をガッチリ決められてないんで。どれだけの決まり具合なのかがまだ分かんないのが、どれだけ隙間を作って逃げられるかとかね。死んだフリをどれだけできるかとか。本番(タイトルマッチ)前に決められるつもりはないですけど、タイトルマッチも決められるつもりないですけど。こっちはねアンクルで決めてて、あっちはホバーボードロックで負けないっていう。決められてみないと分かんないですけどね。すぐタップしちゃうかもしんないし。本番前、緩めて試合するつもりもないし。ま、調子のいい時ほど気を引き締めてやっていかないといけないなと。ただ、KUSHIDAに負けたということより、同じ形で 2回も負けたという自分に腹が立ちます」
※ライガー、タイガーはノーコメント