タイガーとKUSHIDAが互角の勝負を繰り広げ、素早いロープワークから両者のドロップキックが交錯。
渡辺対シェリーの場面。渡辺がショルダータックルとアームホイップで先制するも、KUSHIDAがシェリーに加勢。これで渡辺は失速してしまい、シェリーのスリーパーホールド、BUSHIのドロップキックなどで攻め込まれる。
すると渡辺は、カウンターサイドバスターでBUSHIに逆襲し、タイガーとタッチ。そのタイガーは、タイガードライバーでBUSHIを叩きつけ、回転十字固めで3カウントを迫る。しかしBUSHIは、トップロープを支点にしたバク転キック、ミサイルキックで逆襲した。
タイガー対KUSHIDAの場面。KUSHIDAがスワンダイブチョップからハンドスプリングエルボーに行く。しかし、タイガーが背中へドロップキックを浴びせて阻止。
小松対KUSHIDAの場面。小松が串刺し攻撃を回避し、ドロップキックをお見舞い。さらに、乱入したシェリーを、ドロップキックとダブルスレッジハンマーで蹴散らす。
小松の攻勢は続き、KUSHIDAへ串刺しバックエルボー、ダブルスレッジハンマー。すると、BUSHIがドロップキックと空中技でタイガーを分断。
一方、リング上ではシェリーが乱入し、KUSHIDAとの連携攻撃で小松を圧倒。そして最後は、新合体技OUTATIMEで勝負を決めた。
KUSHIDA「いいか、OUTATIME(アウトアタイム)、新しい俺たちの、“瞬間時空移動装置”だ。2人でカナダのカンナム道場で、できたからこそ、俺は昔、アレックス・シェリーに憧れてたんだ。そして、今年の夏、またそこで、タッグパートナーとしてそこに戻ってこれた。だからこそ、このOUTATIME、大切に使っていきます」
シェリー「コマツはプロレスラーとして1年の経験だ。ワタナベは将来のスーパースターだ。タイガーマスクはレジェンド。でも俺たちは、世界一のタッグチームだ。タイムスプリッターズは、今日、新しい技を披露した。(フォーエバー)フーリガンズだろうと、鈴木軍だろうと、誰が相手でも、俺たちのプロレステクニックでIWGP Jr.タッグのタイトルを手に入れる。あれは俺たちのベルトだ。俺たちの時間を取り戻す。チクタクチクタク」
※BUSHIはノーコメント
タイガー「ひとつ言いたいことがある。KUSHIDA、シェリー、TAKA、タイチ、アイツらが勝手に、Jr.タッグの次期挑戦者決定戦? 会社はこれ認めてんのか? ふざけるな! 俺らはノアのベルトを持ってる。俺らがいまチャンピオンだぞ! 俺らがいつ挑戦できるんだよ?! TAKA、タイチ、シェリー、KUSHIDA、何回負けてるんだよ?! 何回負けてんだ! そんなのに会社はチャンスやってんのか? どうなってんだ、ここは!!」
渡辺「あ〜、クソ! あの3人に、今日は翻弄されたけど、俺はこのままじゃ止まらねぇ! 俺の勢いは止まらねぇ。俺はヘビー級の連中に噛み付いてるんだよ! 負けねぇぞ! 負けねぇ! 俺は、ヤングライオンの魂も持ってる! 負けねぇぞ! あ〜 、クソ!」
小松「クソ!、あ〜、情けねぇ。スゴイ強い! なんだよ、あの技? 食らったことねぇ。スゲー強烈だよ! やっぱチャンピオンたちってのは、あんなスゲー技持ってんのかよ。 あ〜クソ! まだまだ!」