NEW JAPAN ALIVE 2011
- 日時
- 2011年11月24日(木) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 香川・大野原会館(観音寺市)
- 観衆
- 450人
MATCH REPORT
先発したのはタイガーとKUSHIDA。タイガーが風車式バックブリーカーで先制すると、KUSHIDAはドロップキックでお返し。これでタイガーが場外へ落ちると、ハンドスプリング式トペフェイントを見せて大歓声を受けた。
そして、KUSHIDAからタッチを受けた棚橋が、永田を指名して両者の対決が実現。永田がドロップキックをかわすと、直後に棚橋もローキックをかわし、一歩も譲らなかった。
MVP対天山の場面。MVPが「オレハゴジラダ!」と日本語で叫ぶと、天山が「なにコラ!」とやり返す。そして、モンゴリアンチョップを連射して行くものの、3発目をMVPがブロックしてクロスチョップ、フェースクラッシャー。さらに、ボーリンエルボーに行くが、天山がカウンターニールキックで逆襲した。
MVP対タイガーの場面。タイガーが、天山とレッグスプリットを敢行し、足4の字固めで追い討ち。それを見た棚橋がリングへ入るものの、タイガーと永田のダブルミドルキック、タイガーのローリングソバット、永田のフロントハイキックで蹴散らされてしまう。そして、替わった永田が、ナガタロック(I)でMVPに追撃。
MVPはその後も攻め込まれるが、天山と井上の合体攻撃をかわし、両腕ラリアットで同時になぎ倒す。これでようやくタッチを受けた後藤は、天山へランニングエルボー、井上へ2段助走式ラリアットを見舞い、串刺しニールキック、バックドロップで天山に追い討ち。さらに、モンゴリアンチョップで反撃されても、顔面にヘッドバットをヒットさせる。しかし天山は、カウンターニールキックで逆襲。
後藤対井上になり、串刺し攻撃をかわした井上が、串刺しジャンピングエルボー、スタガリンブロー。続いて、ダブルアーム式フェースバスターの体勢に入るものの、後藤がバックスープレックスで阻止。すると井上は、エルボー連打、ローリングバックエルボーを繰り出すが、後藤はカウンターニールキックでやり返した。
棚橋対永田の場面。棚橋が串刺し攻撃をバックエルボーで迎撃し、フライングボディアタック。そこからフライングフォーアーム、ダイビングサンセットフリップに繋げる。しかし、永田がカウンターフロントスープレックスで反撃し、串刺しフロントハイキック。そして、エクスプロイダーの体勢に入るものの、棚橋が阻止してエルボー合戦へ持ち込む。
これを連打で打ち勝った永田がロープへ走ると、棚橋がカウンタースリングブレイドで迎撃。そして、ドラゴンスープレックスを狙うが、永田が倒れこみ式アームブリーカーに切り返した。
KUSHIDA対永田の場面。KUSHIDAがスワンダイブチョップで先制し、倒立式ニールキックで天山たちを場外へ落とす。そして、永田にはハンドスプリングエルボー、その場飛びムーンサルトプレスで追撃。
すると、棚橋、後藤、MVPが、3人同時のプランチャで天山たちを分断。すかさずKUSHIDAがムーンサルトプレスからフォールに行くが、永田はキックアウト。
そして永田は、KUSHIDAの突進を受け止めてエクスプロイダーで反撃。さらに、ミドルキックからフォールに行くものの、棚橋がカット。その棚橋を井上がエルボーで分断すると、後藤がラリアットを井上にお見舞い。そして、天山もラリアットで蹴散らすが、タイガーが後藤を場外に追いやってプランチャで分断。
一方、リング上ではKUSHIDAが左右のエルボー連で永田を後退させ、ローリングエルボーで追撃。そして、ロープへ走るものの、カウンターキチンシンクで永田が迎撃。そして最後は、バックドロップホールドで3カウントを奪った。
試合後、永田がロープを挟んで棚橋と睨み合う。そして、棚橋が退場するのを見届けると、「観音寺の皆様、本日はご来場まことにありがとうございました! 次に来るときは、いま以上に目一杯のファイトで闘って、皆さんと素晴らしい時間を共有したいと思います!」とファンに挨拶した。
続いて永田は、「次、来るときは、俺がベルトを持って来るからな! それまで楽しみにして下さい!」と力強く宣言し、「1、2、3、ゼア!」の掛け声で敬礼を決める。そして、四国初上陸のナガダンスを華麗に舞い、大歓声を受けた。
COMMENT
※天山、井上、タイガーはノーコメント
棚橋「悔しい大会だった。俺自身も悔しいし、最後、永田に締められちゃったのも悔しいし。あれは俺の仕事だから」
※後藤、MVP、KUSHIDAはノーコメント