NEW JAPAN ALIVE 2011

日時: 2011年11月24日(木) 17:30開場　18:30開始
会場: 香川・大野原会館（観音寺市）
観衆: 450人

第4試合 20分1本勝負

プリンス・デヴィット
デイビー・リチャーズ

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　12月4日名古屋で行なわれるIWGP Jr.ヘビー級選手権試合の前哨戦。
　
　王者・デヴィットと挑戦者・リチャーズの先発で試合が始まるが、すぐにロメロが試合介入。しかし、デヴィットは両者の同士討ちを誘い、ロメロを場外へ追いやる。そして、田口とのダブル低空ドロップキックをリチャーズに食らわせた。
　本間対高橋の場面。エルボー合戦のあと、本間がアームホイップ、エルボー。そして、田口との連携で小こけしを炸裂させた。
　田口対高橋の場面。田口がロープワークを妨害され、高橋のラリアットを浴びて場外へ転落。これをきっかけに高橋組が田口を捕まえ、代わる代わるいたぶり続ける展開となる。
　リチャーズのSTF、ロメロの顔面攻撃などで苦しめられた田口だったが、セカンドロープからのバックエルボーでロメロに反撃。
　ようやくタッチを受けたデヴィットは、ドロップキックでロメロを場外へ追いやり、ロープへダッシュ。リチャーズにリング下から足を引っ張られて転倒したものの、リチャーズにロメロの攻撃を誤爆させ、スクールボーイで丸め込む。そして、マンハッタンドロップで反撃されても、すぐにドロップキックで逆襲。
　するとリチャーズが乱入し、ロメロの串刺しラリアット、リチャーズに担がれたロメロの串刺しニーアタック、リチャーズのラリアットが立て続けに炸裂。さらに、リチャーズがコーナーでミドルキックを連射し、止めに入ったマーティー浅見レフェリーを突き飛ばす。
　しかし、デヴィットが追走式串刺しドロップキックでやり返し、リング上は本間対高橋となる。いきなり両者のラリアットが相打ちになり、そこから高橋がフロントハイキック。しかし、本間がすぐに追走式バックエルボーでやり返し、ラリアット、ミサイルキック、逆水平チョップ連射に繋ぐ。
　対する高橋は、カウンターフロントスープレックスで反撃するが、続いてのブレーンバスターを阻止した本間が、高橋を反対に投げ捨てる。そして、シャリマティーからフォールへ行くものの、カウントは2。
　ここでデヴィットと田口がリチャーズとロメロを分断すると、本間はコーナー最上段にのぼってこけしを投下。しかし、高橋がかわして自爆させ、インカレスラムで追撃。最後は、東京ピンプスで勝負を決めた。

COMMENT

リチャーズ「デヴィット、今夜はユウジローがピンでフォールを獲った。オマエのチームがよく負けるところをもっと見たいものだ。今夜みたいに仲間はいないぞ。注意してよく見てろ、ウルフがベルトを獲る」
ロメロ「次はダブルチャンピオンだ！ダブルチャンピオン！フォーエバー！」
リチャーズ「エンドエバー！」
ロメロ「エンドエバー！エンドエバー！フォーエバー！フォーエバー！」
※高橋はノーコメント
　
デヴィット「ロッキー・ロメロとデイビー・リチャーズが『フォーエバー！フォーエバー！フォーエバー！』って。永遠にIWGP Jr.タッグチャンピオンになると言ってるが、そんなことはありえない。名古屋でのIWGP Jr.タイトルマッチでは、（タッグの）チャンピオンであってもデイビー・リチャーズはチャレンジャーだ。このベルトは永遠にオマエの手に入らない物だ」
本間「田中（将斗）、オマエの子分の裕二郎に負けようが、俺はオマエまで絶対たどり着くから。オマエ、絶対逃がさねぇからな。覚えておけ、コノヤロー！田中の子分、裕二郎、お前もだ」
※田口はノーコメント