ＮＥＷＪＡＰＡＮＩＳＭ２０１１

日時: 2011年2月3日(木) 18:00開場　19:00開始
会場: 福島・白河市中央体育館
観衆: 1,000人（満員）

第3試合 20分1本勝負

タマ・トンガ
内藤哲也

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　荒トンガvsNO LIMITのタッグマッチ。
　後藤対内藤で試合がスタートしたと思いきや、即座に内藤が高橋にタッチ。そして、高橋がショルダータックルで先制するが、後藤はアームホイップで反撃。高橋を自軍コーナーへ追い込んだ。
　トンガ対内藤の場面。内藤が控えの後藤にタックルをかまし、乱入した高橋がトンガを場外戦でいたぶる。ここからNO LIMITがトンガを逃さず、一方的に攻め立てる展開となる。
　しばらく劣勢の続いたトンガだったが、NO LIMITの合体攻撃をリープフロッグで飛び越え、開脚式ドロップキックで2人同時にダウンさせる。ここでタッチを受けた後藤は、串刺しラリアット、ダイビングエルボードロップ、ジャーマンスープレックスホールドで内藤に追い討ち。しかし、内藤も牛殺しを回避し、ジャンピングエルボーアタックで逆襲。
　ここで高橋がリングに飛び込み、後藤に串刺しバックエルボー。そして、内藤が高橋を踏み台にして串刺しドロップキックを見舞い、雪崩式フランケンシュタイナーに繋ぐ。
　続いてNO LIMITは合体攻撃を狙うが、後藤が内藤を突き飛ばして高橋に激突させ、強烈なラリアットで内藤を吹き飛ばした。
　トンガ対高橋の場面。トンガが、エルボー連打、ドロップキック、串刺しジャンピングボディアタックとラッシュ。さらに、前後の連続リープフロッグからの空手チョップ、コーナー最上段に飛び乗ってのトルニージョで追い討ちをかける。
　続いてトンガはトンガンツイストの体勢に入るが、切り返した高橋がフィッシャーマンバスターで逆襲。さらに高橋は、東京ピンプスを狙うものの、すり抜けたトンガがヘッドバットで反撃。だが、内藤が加勢に入り、高橋とリミット・レス・エボリューションを炸裂させる。
　そして、後藤と内藤が場外戦を繰り広げる中、高橋が東京ピンプスでトンガにとどめを刺した。
　
　試合後、2月20日仙台での一騎打ちが決定した後藤と内藤が、なおも激しくやり合う。それを若手たちが必死で分けた。

COMMENT

高橋「後藤洋央紀ってさ、どういう存在なの？」
内藤「難しい質問、いきなり。あいつ？新日本プロレスにとって、1番の害だわ、ありゃ」
高橋「確かに。これは後藤だけじゃないけど、明らかに俺目線だとね、俺たち2人の方が、あの後藤ってのより上かなっていうのはあるんだよね。他の3人が、中邑、棚橋、真壁がスゲーってわけじゃないけどさ。たまたま今回ね、哲也クンが後藤とやってるから言わせてもらうと、なんで新日本プロレスの上下関係であいつの方が上じゃん、なんか。あいつの方がベルトとか挑戦しちゃってるけどさ、意味わかんないよね。あいつでベルト挑戦できるんだったら、俺たちも全然挑戦していいっしょ。それはちょっとオカシイよな」
内藤「後藤、鹿沼で俺から獲って燃え尽きたのか？鹿沼の時の勢いはどこ行っちゃったんだよ。ケツ叩かれないと前に進めないのか、荒武者。だから、だから後藤はダメなんだよ。誰も期待してないじゃん。だからダメなんだよ」
内藤「結婚して守り入ってんじゃないの？」

後藤「内藤、最終戦、（2/20）仙台でシングルマッチが組まれた。この意味わかるか？今シリーズ、ただじゃ終わらない。内藤、ただじゃ終わらせない。そういう意味だよ。俺以外の先輩方が、あいつを甘やかしすぎて、あんなデカい口叩いてるけどね。俺はそんなに甘くねぇよ。新日本のトップ戦線に立つってことはね、並大抵のことじゃねぇってのを、リングの上で、体で教え込みたいと思います」
※トンガはノーコメント