フィールズ Presents G1 CLIMAX 2009 〜New Lords，New Laws〜

日時: 2009年8月16日(日) 14:30開場　15:00開始
会場: 東京・両国国技館
観衆: 11000

第7試合 30分1本勝負

蝶野正洋
飯塚高史

境界線

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

永田は新日本プロレス野球チームのユニフォーム、帽子姿で登場。飯塚、石井が奇襲攻撃を仕掛けると、蝶野はケンカキックで反撃。永田が石井に串刺しニー、蝶野が飯塚に串刺しシャイニングングケンカキックをそれぞれ見舞った。
　飯塚、石井が場外エスケープすると、永田はユニフォームを脱ぎ、下から“侍ジャパン”ことWBC日本代表のイチローのユニフォームが。永田は日本代表の帽子をかぶり、四方に向けて敬礼。場内が、大いに盛り上がる。
　蝶野は石井にマンハッタンドロップ、永田がフロントハイキックで追撃。飯塚がストンピングを連打すると、蹴り脚を取って倒した蝶野は、急所へのヘッドドロップ。
　蝶野対石井の場面。蝶野はパイルドライバーからバタフライロック。飯塚がカットすると、そのまま場外戦に突入。蝶野はパンチ連打で飯塚を蹴散らした。
　蝶野はリングインすると、今度は一転して捕まる展開に。石井、飯塚の順に逆片エビ固めを極める。その後、飯塚は場外で永田、蝶野にイスをフルスイング。
　永田を捕まえた飯塚は、紐を使ってのチョーク攻撃。さらにパンチ連打。そして、石井がチョップ連打から雪崩式ブレーンバスター。永田は飯塚のフロントスリーパーを水車落としで脱出し、続くスリーパーホールドも避けてフロントスープレックス。出てきた石井にはエクスプロイダー。蝶野がダイビングショルダーで続く。
　蝶野対飯塚となり、飯塚がマンハッタンドロップを見舞うと、蝶野はケンカキックからSTF。これは石井がカットし、永田対石井へ。
　永田はミドルキック連打、串刺しフロントハイキック。石井がエルボーで抵抗すると、永田はフロントハイキック、エルボー連打。入ってきた飯塚をエルボーで一蹴し、制止にきたレッドシューズ海野レフェリーをも突き飛ばす。
　すると、飯塚が背後から急所攻撃。そして、石井がブレーンバスター、ラリアット。飯塚はアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装着し地獄突きを狙うも、蝶野がシャイニングケンカキックでカット。
　永田は石井にドライブスクリュー、延髄斬り。蝶野がシャイニングケンカキックで追撃し、スリーパーホールドで飯塚を押さえる間に、永田がバックドロップホールドで石井を仕留めた。

COMMENT

蝶野「コンディションはいいよ。上々、上々。今年はG1とか、連戦がなかったからどういう感じになるのか分からなかったけど、全然仕上がりがいいです。最後、俺はベルト。IWGPへの挑戦を表明します。あとは、会社がそれをどう評価してくれるか。俺の中で本当にラストの挑戦になると思うので。まだ2ヶ月近くありますから。ベルトを獲れる体調に戻す。それだけです。（今日の大会について）プロレスは、元々メジャーだしね。陽のあたる場所をいかに作っていくか。この19回のG1の歴史を1つ1つ作ってくれているし。今日の試合を見ていても、選手みんな体を動かしている。真輔にしても、棚橋にしてもね。その中で闘い続ける姿っていうのは、新日本の歴史になっていっているし。それをより多くの人に見てもらう。俺個人としてはメジャーの中に入っている。あとは、俺を使っていかにプロレスを見せるかということです」
※永田はノーコメント

飯塚「どけぇ！」
石井「オイ、断言してやるよ。次のシリーズ、まだまだ標的は永田裕志だ！俺よ、すっぽんのごとく噛みついたら絶対放さねぇんだ！永田、俺を蹴り潰してみろ！俺はよぉ、こんなモンじゃねぇんだ！」

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