フィールズ Presents G1 CLIMAX 2009 〜New Lords，New Laws〜

日時: 2009年8月13日(木) 18:00開場　18:30開始
会場: 愛知・愛知県体育館
観衆: 8400

第1試合 30分1本勝負

ミスティコ（※初代）
OKUMURA

境界線

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

“神の子”ミスティコが、2月15日両国大会以来となる新日本マット降臨。8月15日両国大会にて、IWGP Jr.ヘビー級タイトルマッチを行なうタイガーとタッグを結成し、試合開始前にはリング上で握手をかわした。

　ミスティコとOKUMURAのマッチアップで開始のゴング。ミスティコはアームホイップ、旋回式のヘッドシザーズホイップで華麗にOKUMURAを投げた。
　タイガー対石井となり、石井はヘッドロックからショルダータックルで追撃。タイガーもリープフロッグからのモンキーフリップで反撃し、コーナーからダイブ。これをキャッチした石井はボディスラムで投げ、OKUMURAがチョップ連打で続く。
　ここでタイガーは、カウンターのドロップキックでOKUMURAを撃退し、ミスティコとタッチ。ミスティコはヘッドシザーズホイップでOKUMURAを場外に落とし、トペスイシーダで追撃。リングインしたOKUMURAに、タイガーがブレーンバスター、スリーパーホールド、サッカーボールキックと畳み掛ける。
　OKUMURAは、ミスティコをチョップでダウンさせ、石井がチョップからマスクに手をかける。さらにボディスラム、OKUMURAとの合体ショルダータックルから逆エビ固め。
　押される場面が続いたミスティコは、トレイン攻撃をかわしてOKUMURAにヘッドシザーズホイップ、石井にはトラースキック。スイッチしたタイガーは、石井に串刺しハイキックからダイビングヘッドバットを投下。
　これを避けた石井は、バックドロップの体勢へ。タイガーは空中で一回転して石井の背後に着地し、回転十字固めへ。カウント2でキックアウトした石井はパワースラムで反撃。
　ミスティコ対OKUMURAとなり、ミスティコはセカンドロープからのダイビングボディアタック、風車式バックブリーカー。ここで619を狙うも、石井が妨害。するとミスティコは突進してきた石井をカニばさみで倒し、OKUMURAと2人まとめて619。そして、タイガーがドロップキックで2人を場外に蹴散らし、タイガーが石井にトペスイシーダ、ミスティコがOKUMURAにトペコンヒーロをそれぞれ発射する。
　ミスティコは、OKUMURAにエプロンからのジャンピングハイキック、スワンダイブのボディアタック。OKUMURAもみちのくドライバーIIでミスティコを突き刺すも、カウント3を奪えず。すると、ミスティコはロープワークからバック転してのバックエルボー。最後はラ・ミスティカが極まり、OKUMURAがたまらずギブアップ。タイガー、ミスティコ組が勝利した。

COMMENT

タイガー「ミスティコは、初めての愛知県ということで、お客さんも凄く期待していたし、僕もタッグを組むのが初めてですから、物凄く楽しみだった。やってみて、本当に彼は素晴らしいスペルエストレージャ（スーパースター）。動き的にも素晴らしいし、今回はどこもケガなく来たから、本当にいい試合ができたと思います。（8/15両国のIWGP Jr.ヘビー級選手権試合について）彼とは何のわだかまりもない。メキシコ対日本のスーパースター同士の闘いを見てもらえれば」
ミスティコ「（※ タイガーが通訳）彼とタイトルマッチをやることは、すでにメキシコでも知られています。タイガーマスクが日本でスーパースターだということも分かっています。そんな選手と日本でIWGP Jr.王座を懸けて闘えることは、物凄く緊張もしているし、興奮もしています。自分の中の実績もまた上がるでしょう。日本とメキシコでスタイルの違いはあるけど、素晴らしい試合になることを期待しています」

OKUMURA「ふざけやがって、ミスティコ。知っているよ、メキシコで一番有名なヤツだってことはよ。サッカー選手より有名だってことは知ってるよ。でもな、ここは日本なんだよ。俺は日本人なんだよ。いつでもリベンジやってやるよ。次は食ってやるからな。絶対勝ってやる！」
石井「アイツは何なんだよ。あれは闘いか？俺には何も響かねぇよ。それよりタイガー、俺がちょっと絞ってテメェのベルトを狙ってやろうか？」