Circuit2009 NEW JAPAN CUP 〜Soul on the Ring〜

日時: 2009年3月16日(月) 18:00開場　18:30開始
会場: 新潟・燕市民体育館
観衆: 1150

第4試合 30分1本勝負

中西学
石狩太一

吉江豊
後藤洋央紀

境界線

13分42秒　アルゼンチンバックブリーカー

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

先発は後藤と吉江。後藤がエルボー連打からショルダータックルに行くが、受け止めた吉江が同じショルダータックルで反撃。ここから場外戦となり、鉄柱攻撃などで後藤が逆転する。
　しかし、替わった石狩の攻撃は、まったく吉江に通じず。吉江は、串刺しヒップアタックで石狩に尻餅をつかせると、巨大なヒップをその顔面へこすりつける。
　替わって中西が入ってきても、石狩の攻撃はまったく通じない。それでも石狩は、中西の足を引っ張って場外に引きずり出し、プランチャでダイブ。ところが、リングに戻るとすぐに逆襲されてしまう。
　中西と吉江の攻撃を食らい続けた石狩。なんとか持ち直し、「このデブ！」と叫んで吉江のボディへミドルキックキック連射。しかし、全て受け流した吉江は、得意気に腹を数回叩くと、石狩めがけてジャンピングボディプレス。だが、かわした石狩が低空ドロップキックで逆襲。ようやく後藤とのタッチに成功する。
　後藤は、吉江にラリアットを浴びせ、串刺しラリアット。対する吉江は、串刺しボディアタック、ジャンピングボディプレスで反撃。さらに、裏拳、ボディアタックで攻勢に出る。
　吉江対石狩の場面。石狩がフロントハイキック、トラースキック。そして、後藤との合体攻撃に行くが、吉江が両腕ラリアットで阻止。スイッチした中西は、石狩にエルボー連打、首根っこを掴んでのショートレンジラリアット。さらに中西は、吉江と共に石狩を挟み打ちにしようとするが、よけられて失敗。すると石狩は、トラースキックを中西と吉江に1発ずつ浴びせて逆襲。さらに、後藤が中西へ串刺しラリアットをヒットさせて援護射撃。このチャンスに、石狩がトラースキックから中西をフォールするものの、吉江がカット。
　ここから石狩は中西に卍固め。しかし、これを力で振りほどいた中西が、そのまま石狩を担いでアルゼンチンバックブリーカー。これで石狩がギブアップして、中西、吉江組の勝利となった。

COMMENT

中西「いや〜、調子いいね、吉江！俺はなんもせえへんかった。（ジャイアント・）バーナードもいてもう（倒し）てよ！（と言って吉江の胸板に軽くチョップを入れ、先に控え室へ）」
吉江「（中西とは昨年5月5日のPREMIUMで）シングルマッチをやって、俺がそのシングルのリベンジを訴えて、そんな中でビッグマウンテンズというチームができた。俺がリベンジをしていない中で組んでいたので、俺の中でちょっとスッキリしない部分があったけど、ああやって（NEW JAPAN CUP1回戦で）壮絶な闘いをして。中西学にリベンジをした後、やる前はまた何が見えてくるのか分からなかったけど、こうやってタッグを組んで（分かった）。中西学とは、さらにさらに気持ちよく組めていますね。でも、この間（3月15日後楽園）、どこかから現れた人間（大森隆男）が（中西と）握手をしていましたけどね。あっち（ワイルドチャイルド）とこっち（ビッグマウンテンズ）で“二股”なのか分かんないけどさ、そんな器用なことをするんじゃなくて……おもしれぇじゃん！中西学と吉江豊が組んでいた方が。吉江豊の方がおもしれぇじゃん！まだ組む機会があるし、そう思わせるようにビッグマウンテンズを再燃させましょう！」

後藤「しょうがない、しょうがない。分散されたらしょうがないよ」
石狩「バケモンだな。あれは凶器だ。次、俺とミラノが（IWGP）Jr.タッグのベルトを獲ったら、中西、吉江、お前らが最初の挑戦者だ。Jr.タッグのチャレンジャー、ちゃんとダイエットしとけよ、この野郎！」