サプライズゲストの柴田が退場したあと、リング上では後藤があらためて子供たちに語りかける。
後藤「せっかく上がってきてもらったんで(※長男にマイクを向ける)」
長男「パパ、強かったよ」
後藤「お父さんは本当は強いんだ! でも、20年間、こうして闘ってこれたのは、やっぱり家族のおかげです。本当にありがとう(※と言って、後藤は子供たちを抱き寄せようとするが、汗だくの後藤を子供たちは嫌がってしまう)」
長男「手紙があるんで読ませてください」
次女「20年間いつもプロレス頑張ってくれてありがとう。これからも試合頑張ってね。大好き(※手紙を朗読)」
長男「パパへ。いつもプロレス頑張ってくれてありがとう。これからも頑張ってね(※手紙を朗読)」
後藤「(※子供たちの手紙を聞かされて)泣きそうです。本当にこれから30周年目指していくんで、これからも応援よろしくね。そして今日会場に集まってくれた皆様、俺にとってもう一つの家族です。また明日からよろしくお願いします。最後はこの後藤ファミリーで『せーの、消灯!』で締めたいと思います。よろしいでしょうか? よろしいでしょうか? ここまでの20年間に一片の悔いなし! いくぞ! せーの、消灯!」
後藤の掛け声を合図に場内の照明が落ちて、消灯。その後、後藤はリング上で家族たちと記念撮影をし、大盛況のデビュー20周年記念大会を締めくくったのだった。