第3試合は海野翔太&矢野通&田口隆祐vsエル・ファンタズモ&石森太二&外道。海野は4.8両国でザック・セイバーJr.のNJPW WORLD認定TV王座に挑戦。大一番を前に、好調ぶりをアピールしたいところだ。
海野は入場時、バルコニーに姿を見せる。そして南側通路に移動し、リングへと歩を進める。ゴング前、ファンタズモは海野にリストバンドを巻くよう要求する。海野は応じると、ファンタズモの頭を撫でる。ゴング前、BULLET CLUBはToo Sweetサインをかわす。ここで田口が石森にToo Sweetサインを見せるも、石森は拒否。
先発は田口と石森。ファンタズモは「石森」コールを場内に煽る。石森は田口にサミングを見舞う。続くロープワークの攻防では、田口が早くもヒップアタックをヒット。
スイッチした矢野はコーナーパッドを外す。すると石森と外道はそのコーナーパッドを蹴っ飛ばす。だが、ファンタズモは踏みとどまり、矢野は「オマエはいいヤツだ!」とコーナーパッドを渡す。キャッチしたファンタズモはスポンサーの吉野家を宣伝。と思いきや、結局はコーナーパッドを蹴飛ばしてしまう。
BULLET CLUBは動揺する矢野にストンピングを連発。続いて石森は、矢野の突進を金具むき出しのコーナーに自爆させる。
そして、石森はファンタズモの足に矢野の顔面を叩きつける。
スイッチしたファンタズモは矢野にスクラッチ攻撃。次は外道も背中に引っかき攻撃。そして、ファンタズモが手にした吉野家のロゴが入ったコーナーパッドに、矢野を打ち付ける。
ファンタズモも同じ攻撃を狙うも、」これは矢野が切り抜け、逆にファンタズモをコーナーパッドに叩きつける。
さらに矢野はファンタズモのうしろ髪をつかむ。するとファンタズモは乳首をつかんで反撃。だが、矢野はうしろ髪をつかんで引き倒すと、海野に交代。
海野はファンタズモにランニングエルボー。そして石森にはボディスラムで前方に落としランニングエルボー。さらに外道にエルボー、ファンタズモにはティヘラをお見舞い。
勢いに乗る海野はファンタズモに串刺しエルボーからフィッシャーマンズスープレックスを炸裂。これはファンタズモがカウント2ではね返す。
ならばと海野はエクスプロイダーを狙うも、切り抜けたファンタズモはCRⅡの体勢に。回避した海野はデスライダーを狙うが、ファンタズモは脱出し、ここから打撃の応酬に。ファンタズモは延髄斬りを食らわす。
次は田口と外道のマッチアップ。田口のヒップアタックを涼しい表情でかわした外道は、パンチを連発。だが、田口は二度の失敗を経て、なんとかヒップアタックを決める。そしてケツイェを繰り出すが、外道は横入り式エビ固めで切り返す。
田口が返すと、石森がバイシクルキック。その石森に矢野がマンハッタン・ドロップ。するとファンタズモが矢野に延髄斬りを決める。だが、海野がファンタズモにショットガンドロップキックをお見舞い。
すかさず外道が海野に襲いかかるも、海野はポップアップのエルボー。そして田口がオヤァイポーズからケツイェを叩き込むが、外道はカウント2ではね返す。ならばと田口はオーマイアンドガーアンクルで捕らえ、外道からギブアップを奪った。
試合後、ファンタズモは吉野家のロゴが入ったコーナーパッドを放り投げる。海野はそれをしっかり拾って、リング上の矢野に渡す。矢野は満面の笑みを浮かべてからリングをあとに。