ONLY ONE NIGHT 〜AREA-W〜

日時: 2008年9月23日(火) 15:30開場　16:00開始
会場: 和歌山・和歌山県立橋本体育館・サブアリーナ
観衆: 470

第5試合 30分1本勝負

“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン
平澤光秀

境界線

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

G・B・Hは、本隊が受け取った激励の花束を強奪し奇襲攻撃を仕掛ける。しかし、永田が矢野にキチンシンク、中西が真壁に野人ハンマー、そして平澤が突っ込んできたアンダーソンを後退させ、返り討ちにする。
　だが、G・B・Hが黙っているはずもなく、中盤戦に入ると若き平澤を集中攻撃。場外乱闘を経てリングへ戻ると、矢野がテーピングを利用したチョーク攻撃、金具剥き出しのコーナーへのハンマースルーといった反則殺法で平澤を痛めつける。そして、アンダーソンは「カモン、ヒラサワ！」と、平澤を小バカにしながら攻め立てる。
　苦しい平澤だったが、矢野にロープへハンマースルーされると、カウンターのジャンピングショルダータックル。これで反撃に成功し、「戻って来い、平澤！」と手を差し伸べた中西とタッチする。
　勢いよくリングインした中西は、逆水平チョップ連打、串刺しラリアット2連発、ブレーンバスタースラム、ジャンピングニードロップを矢野にお見舞い。さらに、エプロンに控える真壁とアンダーソンを場外へ落とすと、野人の雄叫び＆ダンスからラリアットで矢野をカバー。カウント2に終わると、矢野をアルゼンチンバックブリーカーで持ち上げ、救援に入った真壁に投げつける。
　大暴れした中西と替わって入った永田は、矢野に串刺しフロントハイキックからのエクスプロイダー。だが、矢野もスピアーで反撃し、アンダーソンとスイッチ。アンダーソンは得意の“マシンガンアピール”を永田に向けて披露すると、串刺し攻撃を敢行。しかし、永田に軽がる回避され、コーナーに股間から衝突してしまう。
　永田から勝負を託された平澤は、アンダーソンに得意のヒラボトム。アンダーソンを豪快にマットへ叩きつける。しかし、アンダーソンはカウンターのパワースラムで応戦。そして、真壁、矢野とのトレイン攻撃からゼロ戦キックで平澤をカバーするが、これは永田にカットされる。
　真壁が永田、矢野が中西と激しい場外乱闘を繰り広げる中、アンダーソンは平澤にスピニングスパインバスター。これを平澤がカウント2で返すと、すぐさま必殺のガン・スタンを繰り出し、一気に勝負を決めた。

COMMENT

真壁「オーイ! どうあがいたって俺達に敵う訳ねぇんだ!!」
矢野「オイ、今俺らに敵うチームがあるか! G1タッグリーグ完全制覇だ。悪夢見さしてやるよ!!」
※アンダーソンはノーコメント

永田「(頭を押さえてうずくまりながら歩く平澤に)胸を張れ!」
平澤「ハイ」
永田「大丈夫か？今日は張り切ってたな。G1タッグリーグ(出場が)決まったからか? よし、お前にはまだまだ潜在能力がある」
平澤「ハイ」
永田「次のタッグリーグで俺が思いっきり引き出してやる」
平澤「ハイ」
永田「この体、このパワー、レスリングで鍛えた自力があれば、もっと凄いものがリングで出せるはずだ。アイツら悪者、悪い奴ら、俺達は何だ？」
平澤「……いい奴らです」
永田「違うよ。(タオルで平澤の頭を軽く叩き)“青義”だ。青義軍だろ。分かったか？頑張るぞ」
平澤「ハイ（永田と握手し）ありがとうございました」
永田「お前を引き出すからな、俺は。容赦なく引き上げるから、覚悟して。オフでもみっちりトレーニングをやって。(10/13両国での)田中将斗しか見えなかったけどG1タッグも見えてきたからな。やるぞ、平澤!」
平澤「よろしくお願いします!」
※中西はノーコメント