Circuit2008 NEW JAPAN GENERATION

日時: 2008年9月5日(金) 18:00開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1800

第0試合 15分1本勝負

内藤哲也
吉橋伸雄

裕次郎
岡田かずちか

境界線

09分38秒　逆エビ固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

全試合開始前、第0試合としてNO LIMITと岡田＆吉橋によるタッグマッチが行なわれた。
　吉橋は、チョップ連打で裕次郎に果敢に迫る。だが、ボディスラムで裕次郎に投げられ失速。合体ブレーンバスターや強烈なストンピング連打、張り手を裕次郎にお見舞いされる。さらに内藤からは、バックブリーカー、逆片エビ固めで攻撃され、なかなか攻めに転じられない。
　それでも吉橋は、裕次郎の水車落としを回転エビ固めで切り返し、反撃のドロップキック。ようやく自軍コーナーへ生還すると、タッチを受けた岡田がリングイン。岡田は、打点の高いドロップキックをNO LIMITの2人にヒットさせ、さらに裕次郎にはミサイルキックを浴びせる。
　終盤に入ると、内藤と吉橋の攻防に。吉橋は、ドロップキックで内藤をマットへ倒し、得意の腕ひしぎ逆十字固めへ。しかし、裕次郎にカットされ、内藤からギブアップは奪えず。
　裕次郎は、岡田をフロントスープレックスで投げ飛ばし分断すると、内藤と共に吉橋を集中攻撃。顔面へのスライディングキック（内藤）→ギロチンドロップ（裕次郎）→サンセットフリップ（内藤）という連携技を目にも止まらぬ速さで吉橋に浴びせる。そして、内藤がジャンピングエルボーアタックで吉橋をフォール。吉橋はなんとかカウント2で肩を上げるも、続けて内藤が繰り出した逆エビ固めで無念のギブアップ。NO LIMITが貫禄勝ちを収めた。

COMMENT

内藤「ちょっと俺の個人的な事だけど、8月26日にここ後楽園ホールでメインイベントに出て、主役になれなかった俺。多くの人の期待を裏切ったから、後楽園の反応が気になったというか、ちょっと怖かったというか。でも試合をやって、もう吹っ切れた。もう大丈夫。(IWGP )Jr.のシングル(挑戦)は俺だけど、タッグもNO LIMIT、いつでもいいよ」
裕次郎「次の(9/21神戸の)タイガーマスクの相手は俺だけど、タッグだろ？シングルは俺」
内藤「えっ、シングルは内藤……」
裕次郎「シングルは俺だよ。Jr.タッグ頑張ろうな。オーケー」
内藤「(苦笑)Jr.タッグ頑張りましょう」
裕次郎「オーケー」

吉橋「絶対、アイツらのリミッターをカットして見せます!」
岡田「（『テレビ解説の山本小鉄氏に試合前、声をかけられていたが?』）ガンガン行けと。先輩だからって負けんじゃねぇって（言われた）。あの2人の余裕が気に食わない。絶対ブッ潰す!!」