Circuit2008 NEW JAPAN GENERATION

日時: 2008年9月5日(金) 18:00開場　18:30開始
会場: 東京・後楽園ホール
観衆: 1800

第4試合 20分1本勝負

棚橋弘至
プリンス・デヴィット

金本浩二
リック・フーラー

井上亘
ジャイアント・バーナード

境界線

14分23秒　ハイフライフロー→片エビ固め

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

デヴィットは、バーナードとフーラーを踏み台にし、場外の棚橋、井上、金本目掛けてダイブするという大技を披露。これで大歓声を浴びると、バーナードと観客が「イチ、ニ、サン……」と数える中、棚橋をエアプレンスピンで回す。ところが、自らも目が回ってしまい、すぐにバーナードとスイッチ。
　その後、RISEの外国人トリオは、棚橋を代わる代わる集中攻撃。なかなか反撃に出られず、苦戦を強いられた棚橋だったが、バーナードの雷電ドロップを避け、足を掴んできたフーラーには延髄斬りをヒットさせ、ようやく自軍コーナーへ帰還。
　タッチを受けた金本は、突進してきたフーラーをかわし、バーナードに衝突させる。そして、フーラーにハイキックを浴びせ、バーナードには得意の顔面ウォッシュ。バーナードも黙っておらず、金本をパワーボムの構えで持ち上げて反撃を狙うが、井上にラリアットで両足を攻撃されて不発。井上のアシストを受けた金本は、ローリングセントーン、ローキック連打でバーナードに応戦する。
　終盤に入ると、棚橋とデヴィットの攻防に。オーバーヘッドキックで棚橋にカウント3を迫ったデヴィットは、続けてプリンスズスロウンの体勢へ、すると、これを井上と金本が阻止。そこへバーナードとフーラーがリングインし、井上と金本を蹴散らす。
　リング上で孤立した棚橋をバーナードがマットへ投げると、デヴィットは「デンジャラス！」アピールからダイビングフットスタンプへ、だが、棚橋は間一髪で避け、スリングブレイドで応戦する。
　金本とバーナード、井上とフーラーが場外でやりあう中、デヴィットは棚橋のドラゴンスープレックスを切り返し回転エビ固めへ。カウント2でクリアした棚橋は、チョークスラムから、90度旋回してのハイフライフローでデヴィットを沈めた。

COMMENT

※3人はコメントブースで「ありがとうございました!」と声を掛け合いながら、ガッチリと握手
金本「実に、実に絵になる3人やな。俺ら3人、(組んだ事)無かったっけ、今まで？」
棚橋「無いです」
金本「無いか、初めて。こんだけ試合がバリバリ面白くて、絵になる3人いないやろ。もっとバンバン売り出せって、この3人で」
棚橋「あやかりたい。復帰2戦目にして、この動き。金本選手、アニキ、あの“おんとし”にしてあのパワー。俺に欲しいのは今、それかも知れない」
井上「(バーナード、フーラーは)やっぱりデカいですね。でも、デカいレスラー相手に自分の闘い方を模索している段階です。今日も手応えを掴みました。この手応えを次に生かします。以上です」

バーナード「タナハシ、次やる時は覚悟しとけ!」
フーラー「タナハシ! 次やった時はバーナードがオマエをブッ潰すから、よく覚えておけ!!」
※デヴィットはノーコメント