セミファイナル(第7試合)では、11.5大阪のIWGPジュニアタッグ王座戦(挑戦者BUSHI&ティタンvs王者TJP&フランシスコ・アキラ)の前哨戦として、ティタンがTJPと対峙。両者は今年の『BEST OF THE SUPER Jr.』公式戦(5.24後楽園)で対戦し、そのときはティタンが勝利を収めている。
第6試合のBUSHIvsフランシスコ・アキラの試合後、TJPがBUSHIに奇襲攻撃。そしてアキラと共にBUSHIのマスクに手をかけるも、ティタンが救出に登場。ここで第7試合開始のゴングが打ち鳴らされる。
TJPはティタンをコーナーに詰めて顔面を踏みつける。さらにコーナー最上段に設置し、マスク剥ぎを敢行。だが、これは寸前でティタンがしのぐ。
ならばとTJPはティタンをコーナーに逆さ吊りにしてストンピング。続いてTJPはエルボーを食らわせ、串刺し攻撃へ。だが、かわしたティタンはヘッドスプリングの連発からティヘラ。そして場外に落ちたTJPにトペ・スイシーダを炸裂。
ティタンはTJPをリングに戻し、スワンダイブ攻撃を狙う。だが、アキラが場外から足を引っ張って妨害。ティタンは足を痛めてしまう。
TJPは場外に下りると、ティタンの足にキックを連発。そしてティタンをリングに戻し、Tシャツを用いてチョーク攻撃を見舞う。
さらにTJPはティタンの左足をロープを用いて痛めつける。続いて左足にセントーン・アトミコを落としていく。
勢いに乗るTJPはティタンを変形のコブラツイストで捕らえ、マスクをまたも脱がそうとする。これはレフェリーが制止。するとTJPは腕を固めたままレッグブリーカーを敢行。
さらにTJPはグラウンド状態でティタンの両腕を捕らえ、両足でストンピングのように蹴りを見舞う。続いてティタンの左足を痛めつけていく。
優勢のTJPはティタンに強烈なエルボー。さらにトリッキーな動きから丸め込み。ティタンが返すと、そこから変形のシャープシューターを決める。
そしてリバースインディアンデスロックに移行し、鎌固めで捕獲。これはティタンがロープエスケープ。
TJPはティタンを引きずり起こすと、顔面ウォッシュを敢行。だが、ティタンは立ち上がり、TJPのラリアットをマトリックスディフェンスで切り抜けてゼロ戦キックをお見舞い。
さらにティタンは突進するが、TJPはエプロンに追いやる。するとティタンはジャンピングキックから、スワンダイブのダイビングクロスボディを炸裂。さらにうまくTJPを場外に追いやると、膝の状態を確認してからアキラ共々、ノータッチ・トペ・コン・ヒーロを炸裂する。
ティタンはTJPをリングに戻してカバー。TJPが返すと、ティタンはエルボーを連発。そして串刺し攻撃を狙うも、TJPは回避。続いて高度な技の読み合いから、ティタンは丸め込みへ。だが、TJPがカウント2でキックアウト。
するとティタンはソバットからロープへ。だが、TJPは変則的な動きでセカンドロープに飛び乗り、振り向きざまにダイビングエルボーをヒット。
ここから両者はエルボー合戦に突入。ティタンはソバットを決め、打撃のコンビネーション。だが、TJPもハイキックで対抗。
ならばとティタンは追走式のトルネードDDTを狙うも、切り抜けたTJPはデトネーション・キックを炸裂。しかし、カバーはティタンがカウント2でキックアウト。
するとTJPはコーナー最上段に上るが、ティタンがキックで動きを止める。そしてカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げるも、TJPはエプロンに逃れる。
すかさずティタンはブレーンバスターを狙うが、逆にTJPが持ち上げ、ティタンの腹部をロープに打ち付ける。そしてTJPはコーナー最上段から飛びかかるが、ティタンはかわす。
続いてティタンはオーバーヘッドキックを決め、エプロンのTJPにコーナー最上段からダイビングフットスタンプを炸裂。
再びティタンはコーナー最上段に上り、リング上のTJPにダイビングフットスタンプ。だが、かわしたTJPは、ティタンが痛めた膝に低空ドロップキック。そして4の字固めを決めるが、ティタンは体勢をひっくり返す。すると、アキラが場外からティタンのマスクを脱がしてしまう。
TJPは技を切り抜けると、顔を隠すティタンに向けてコーナー最上段からマンバスプラッシュ。だが、ティタンは何とかかわし、TJPは自爆。
ここでBUSHIがティタンのオーバーマスクを本人に被せる。ティタンは気合いを入れると、スワンダイブのフットスタンプを立ち上がろうとしていたTJPの背中に炸裂。そしてカバーするとTJPは返すことができず、ティタンが逆転の3カウントを奪取した。