UNITED EMPIRE vs BULLET CLUBの6人タッグマッチ。コブは『G1』Aブロック公式戦でファレに勝利しており、オーエンズはBブロック公式戦でオーカーンを下している。
　
　オーカーン対ファレで試合がスタートし、エルボー合戦を展開。オーカーンが連打で押し込むと、ファレはすぐにクロスチョップをお見舞い。だが、オーカーンが地獄突きで黙らせ、モンゴリアンチョップを打ち込む。
　その後、控えのオーエンズがロープワークを妨害するも、オーカーンはモンゴリアンチョップで報復。そして、ジュースにもモンゴリアンチョップを見舞うが、直後にファレがショルダータックルを食らわせる。
　これでオーカーンの動きが止まり、ジュース＆オーエンズがダブルレッグスプリット、ジュースがレッグロックで追撃。そして、オーエンズがモンゴリアンチョップで挑発してブレーンバスターの体勢に入るが、オーカーンがパンケーキに切り返した。
　ここでコブが登場し、ラリアット、バックエルボー、ドロップキックでジュースに追撃。そして、ブッコ抜きでブレーンバスターの体勢に入るが、オーエンズがカットへ入る。
　するとコブは、オーエンズにフロントスープレックス、ジュースにアスレチックプレックスをお見舞いし、ヘナーレとスイッチ。
　だが、ジュースがヘナーレ＆コブのトレイン攻撃から逃れ、ファレがコブに串刺しボディアタックをお見舞い。
　ヘナーレ対オーエンズとなり、ヘナーレがエルボー連打、ボディブロー連打、串刺しジャンピングニーアタック。しかし、控えのファレがオーエンズをアシストし、ヘナーレを惑わせる。そして、2人でグラネードランチャーを狙うが、オーカーンのカットが間に合う。
　するとオーエンズは、打撃コンビネーションをヘナーレに食らわせ、サードロープの反動を利用したラリアットで追い討ち。ところが、ヘナーレが倒れずにカウンターボディブローを食らわせる。
　続いてヘナーレはStreets of Rageを仕掛けるが、オーエンズが回避してCトリガーをお見舞い。そして、すぐさまパッケージドライバーを炸裂させ、ヘナーレを葬った。
　
　試合後、ファレ＆オーエンズはベルトを腰に巻くアクションをして、コブ＆オーカーンを挑発した。

　
オーカーン「クソが！ クソがオイ！ どうだっていいよ！『G1』は終わりだ。オスプレイの優勝でな！ そんなことよりオイ！ 人間は未来と、世界を見ねぇとだろ。FTRの野郎がよ、AEWで卑怯なことに3WAYマッチを勝手に組みやがって、そしてROPPONGI VICEが勝手に負けやがったせいで、この『G1』中、余たちの腰にベルトを着けて愚民に見せびらかすことができなかったじゃねぇか！ この罪は、血で償ってもらうぞ！」
　

　
コブ「そうだ！ この男の言う通りだ！ 『G1』は問題ない。なぜならこの後、俺たちのウィルが最高の試合を見せるからな！ FTR？ 何だよ！ 俺だってイギリスに好きなミュージシャンがいるんだぜ！ シェリル・クロウだ。彼女の曲で『I WANT YOU BACK』という曲もあるだろ？ IWGPタッグのベルトは絶対に取り返……」
　

　
※ファレとオーエンズが乱入
オーエンズ「オイオイオイ、オマエらのベルト、どこ行ったの？ えっ、あの大事な新日本のベルト、AEWのヤツらに取られちゃったの？ 大変じゃん！」
コブ「俺たちが取られたんじゃない！ ロッキーがフォールされたんだよ！」
　

　
オーエンズ「えっ、ロッキー？ アイツ、ヘビー級ですらないじゃん！ ふざけたこと言ってんじゃねぇよ。俺たち、まだ再戦もさせてもらってねぇよな。どうなってんだよ？（※と、オーエンズとファレは立ち去る）」
　

　
コブ「あのビッチ・クラブのヤツらに邪魔されたからもう1回言うけど、俺たちは何の心配もない。もしベルトが懸かったリマッチがあったとしても、イージーファイト、（※日本語で）“アサメシマエ”だ！」
　

　
オーカーン「（※旗の棒の先を示して）コレぶっ刺してよぉ、ケバブにして食っちまうぞ！ ブタどもが！」
コブ「俺たちがあのブタどもを仕留めてやる！」
※オーカーンは旗の棒の先を舐める仕草をしながら控室へ。
　

　
ヘナーレ「今日のことについて少し話させてくれ。俺が1日オフを取っていた間にも、いろいろあるもんだな。俺は、今回出場した『G1』の公式戦、全部全力で戦った。今朝、目覚めてからSNSも一切見ないで過ごしていた。すると、全身にタトゥーが入った俺のコーチであるケビン・ヘイが迎えに来てくれたんだ」
　

　
ヘナーレ「彼には感謝しなくちゃいけない。戻ったらすぐに会いに行くから、待っててくれよ。あなたが『戦い続けろ』と言ったから、俺はそうするんだ。あなたの教えに従って、俺はずっと戦い続けるよ」
　
　
※ジュースはノーコメント。