新日本プロレスSTRONG SPIRITS Presents G1 CLIMAX 32

日時
2022年8月17日(水)   16:30開場 18:00開始
会場
東京・日本武道館
放送
バナーバナー
観衆
3,179人

第7試合 時間無制限1本勝負
『G1 CLIMAX 32』ファイナルトーナメント準決勝戦

  • <Aブロック1位>

  • <Bブロック1位>

VS

  • オカダ・カズチカ

    結果

  • 結果

    タマ・トンガ

境界線

※オカダが『G1 CLIMAX 32』ファイナルトーナメント決勝戦へ進出
レフェリー|マーティー浅見

MATCH REPORT

 セミファイナル(第7試合)ではファイナルトーナメント準決勝戦として、Aブロック1位のオカダ・カズチカとBブロック1位のタマ・トンガが激突。両者は昨年の『G1』公式戦(10.14山形)で対戦し、そのときは7連勝を飾っていたオカダの快進撃を、タマがダブルアームパイルドライバー“DSD”でストップ。そして、この年の『G1』で優勝を果たしたオカダは、公式戦のリベンジと、東京ドーム・IWGP世界ヘビー挑戦権利証争を懸けてタマを迎え撃ち、レインメーカーで雪辱勝利を収めている。
 それ以来となる両者の対決。いまやBULLET CLUBを追放されて本隊所属となったタマが、初のファイナリストとなるのか? それともオカダが二連覇に向け、タマを打ち崩すのか?

 タマはG・O・Dの盟友である邪道をセコンドとして帯同し入場。オカダは闘志みなぎる表情で花道を進む。

 開始のゴング、両者は互いの健闘を祈るように軽く手を合わせる。そしてロックアップで組み合うと、オカダがロープに押し込み、攻撃すると見せかけてクリーンブレイク。
 すかさずタマは襲いかかるが、オカダはヘッドロック。そしてショルダータックルでなぎ倒すが、タマもアームホイップの連発からドロップキックで反撃。
 タマはパンチを浴びせてから串刺し攻撃を狙う。逆にオカダが投げつけて突進するも、タマはキックで迎撃。そしてオカダ目掛けて走るが、オカダはカウンターのフラップジャックで叩きつける。
 続いてオカダはタマをコーナーに詰めてバックエルボーを連発。タマもパンチで反撃するも、オカダはネックブリーカードロップをお見舞い。カバーはタマがカウント2ではね返す。
 するとオカダはチンロックで締め上げる。タマはエルボーで脱出するが、すかさずオカダは場外に放り投げる。そして場外マットにDDTで突き刺し、リングに戻る。ダメージの大きいタマはカウント19でリングにギリギリ生還。
 オカダはタマの顔面を蹴りつけて挑発。タマは必死にエルボーで反撃するが、オカダは気合いのエルボー一撃でダウンを奪う。だが、タマも串刺し攻撃に対し、カウンターのラリアットで反撃。
 さらにタマはラリアット、バックエルボー、ボディスラムをお見舞い。そして上半身のコスチュームを脱ぐと、タマは串刺しボディアタック。さらにバックドロップからカバーするが、オカダはカウント2でキックアウト。
 するとタマはトンガンツイストを狙うも、オカダは回避。そしてランニングのバックエルボーでダウンを奪い、串刺しエルボー、DDTとたたみかける。しかし、カバーはタマがカウント2ではね返す。
 続いてオカダはリバースネックブリーカーの体勢に入るが、タマは脱出。ここから両者はエルボー合戦に突入。タマはオカダのエルボーをかわし、トンガンツイストを炸裂。たまらずオカダは場外へエスケープ。
 タマも場外に追いかけるが、オカダはスキをついて鉄柵にハンマースルー。そしてツームストンパイルドライバーの体勢で抱え上げるも、回避したタマはトンガンツイストで場外マットに叩きつける。
 タマはオカダをリングに戻し、一気にヴェレノを炸裂。オカダがカウント2ではね返すと、タマは担ぎ上げるが、オカダは回避してローリングエルボー。しかし、タマはかわして担ぎ上げ、SRCを食らわす。続いてシュプリーム・フローを炸裂。だが、オカダがカウント2で必死にはね返す。
 ならばとタマはマットを両手で叩いて手拍子を巻き起こすと、必殺のガンスタンを狙う。だが、オカダは変形バックブリーカーで切り返し、マネークリップで捕獲。これはタマがロープに手をかけてエスケープ。
 続いてオカダはタマをボディスラムで叩きつけ、コーナー最上段からダイビングエルボードロップを炸裂。脇腹を押さえながらも、オカダはレインメーカーポーズからレインメーカーを狙う。
 しかし、タマはバックエルボーで回避。さらにカウンターのドロップキックをオカダに突き刺し、ブラディサンデーの体勢に。だが、切り抜けたオカダはお返しのドロップキック。
 そしてオカダはレインメーカーを繰り出すも、巧みに切り抜けたタマはブラディサンデーを炸裂。カバーをオカダが何とかカウント2ではね返すと、タマはDSDを狙う。
 しかし、オカダは回避し、リストをつかんでショートレンジラリアット。オカダはリストを離さず、追撃のショートレンジラリアットを食らわす。
 そしてオカダは雄叫びを上げ、レインメーカーへ。タマは切り抜けてロープに走るが、オカダはカウンターのドロップキック。
 するとタマは即座に立ち上がり、咆哮してから突進するも、オカダは開脚式のツームストンパイルドライバー。そしてとどめのレインメーカーのモーションに入るが、なんとタマはカウンターのガンスタン一閃。しかし、ダメージが大きいため、カバーに行くのが遅れてしまう。そしてオカダはカバーをカウント3寸前ではね返す。
 ならばとタマはオカダを引きずり起こし、もう一度DSDの体勢に。オカダはショルダースルーで返してエビ固め。
 タマはカウント2ではね返すが、オカダはバックを取る。これを逃れたタマに対し、オカダはドロップキックを狙う。だが、かわしたタマは一気にDSDの体勢に。
 オカダが切り抜けると、タマはガンスタンを繰り出すが、オカダはこらえてリストを捕獲。そしてショートレンジラリアットを狙うも、タマはもう一度ガンスタンへ。
 だが、オカダはこらえ、マネークリップで捕らえる。タマは首固めで返すが、オカダは跳ねのける。するとタマは延髄斬りを叩き込み、ガンスタンへ。
 しかし、切り抜けたオカダは延髄斬り。そしてコブラツイストの体勢から担ぎ上げて変形ドライバーで突き刺すと、ついに渾身のレインメーカーを叩き込んで3カウントを奪取。オカダがファイナルトーナメント決勝進出を決めた。

 試合後、オカダは勝ち名乗りを受けると、フラフラと立ち上がったタマに握手の手を伸ばす。するとタマも応え、両者は抱擁。オカダは邪道とも握手をかわし、場内の拍手に応えてからリングをあとにした。

COMMENT


 
オカダ「もう、あと一つしかないんで、今さらどうだこうだって言うことはないですし、まあ内藤さんだろうとオスプレイだろうと、どっちでもいいんでね」
 

 
オカダ「今年どちらも闘っている相手ですし、しっかりと最後に熱い熱い『G1』を過ごして優勝したいなと思います。まあ今日も十分熱いですよ。熱い闘い。別に今のタマとは憎しみ合っているわけじゃないし、クリーンな闘いが出来たんじゃないかと。下手にBULLET CLUBみたいなちょっと怪しい雰囲気もなく、プロレス同士の素晴らしい闘いが出来たと思いますし、タマもここ何年かで強くなってきて、僕よりも年も上で、また何歳になっても強くなれると改めて僕にも見せてくれたんでね」
 

 
オカダ「今日は勝ったかもしれないですけど、また何回かやれば分からないんでね。またまたドンドンしっかりと強くなっていきたいなと思います。よし、しっかり休もうかな」
 
 

 
タマ「今夜でひとまず終わった。俺のトーナメントは終わった。あと少しだったんだけどな。だが、これが最後だとは思っていない。『G1』に参戦していた今年の俺、全てが勝利だったと思っている。今のこのタマ・トンガ、しばらく会っていなかったな。ここ6カ月、BULLET CLUBから追い出され、自分自身を見失っていたことは疑う余地もない。自分自身のアイデンティティが取られてしまったような6カ月間だった。そして自分自身を、タマ・トンガを探し続けていた6カ月間だった」
 

 
タマ「そして、新日本プロレスに入ってきた当時、ヤングボーイだった自分自身を思い出した。何年もかけてここまで来た。そのタマ・トンガ、それこそが自分がずっと探し続けていた俺自身だった。そして俺のファイティングスピリットだった。そのタマ・トンガを『G1』の最中にようやく見つけることが出来た」
 

 
タマ「もう俺はグッドガイでもバッドガイでもない。俺はタマ・トンガなんだ」

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出場選手

  • シリーズ画像 オカダ・カズチカ
  • シリーズ画像 タマ・トンガ

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