TEAM FILTHYのローラー&アイザックスが、DANGEROUS TEKKERSのザック&タイチと注目の対決。
まずはTEAM FILTHYが入場し、アイマスクを装着して小型のスタンドマイクを持ったアイザックスが、ローラーのテーマ曲を“口パク”で歌う。
一方、DANGEROUS TEKKERSはザックの入場テーマ曲で登場し、タイチが得意の大胸筋アピールを披露。すると、アイザックスもファンの手拍子に合わせて大胸筋を動かす。
そんな中、歌手ジョージ・マイケルが歌う「I WANT YOUR SEX」のレコードをローラーが持ち出してアピール。すると、ザックはそのレコードを奪い、自軍コーナーに保管する。ところが、直後にローラーは「ボーイ・ジョージ、イチバーン!」と叫び、今度はカルチャークラブのレコードを披露。ところが、ザックがそれを奪い取り、叩き割ってしまう。
これにローラーが怒ってザックをタックルで倒し、そのまま混乱の中で試合がスタート。そして、アイザックスが俵返しでザックを投げ捨てる。
ここからローラー&アイザックスがザックを捕まえ、連携攻撃を連発。それを見たザックが2人にのど輪を食らわせ、同時に放たれたエルボーをかわして同士討ちを誘う。
その隙を突き、ザックがアイザックスの腕を畳んで上から踏みつける。これで今度はアイザックスが孤立し、タイチがのど輪、背中へのローキック、執拗なチョーク攻撃などで痛めつける。
しかしアイザックスは、ポップアップ式ニーリフトでタイチに逆襲。タッチを受けたローラーが、串刺し攻撃をタイチに連発し、ショルダーアームブリーカーを見舞う。
さらにローラーは、タイチの腕を掴んで大きく投げ飛ばす。だが、タイチはハンマースルーを切り返し、バックスピンキックで逆転した。
ローラー対ザックとなり、ローラーがエルボースマッシュ連打、エルボー連打、ローキック連打。そして、ネックロックでザックの頭部を固定し、ニーリフト連打を打ち込む。
それでもザックはオーバーヘッドキックを放つが、ローラーが脚をキャッチ。それをザックが切り返してクロスヒールホールドを仕掛けるも、ローラーが上体を起こしてサソリ固めの体勢に入る。
そのまま両者は激しくもつれ合い、切り返しの応酬を展開。そんな中、ザックがフロントネックロックを切り返して反対に首を絞めるが、ローラーがスパインバスターのような形でマットへ叩きつけた。
アイザックス対ザックとなり、アイザックスのファルコンアローからローラーがPKをお見舞い。しかし、タイチがローラーに組みつき、上手投げで投げ飛ばす。
だが、アイザックスがぶちかましでタイチに報復し、ザックには串刺しラリアット、串刺しショートレンジラリアット連打をお見舞い。そして、助走をつけ、再び串刺しラリアットを食らわせる。
さらにアイザックスは、カウンターニーアタックをザックの頭部に浴びせ、変型デスバレーボムからフォール。
続いてアイザックスはバックを取るが、ザックがヨーロピアンクラッチへ切り返す。しかし、アイザックスが肩を上げ、ジャンピングエルボーで逆襲。
だが、ザックは追撃を逃れてアイザックスのボディに両脚を回し、チキンウィングアームロックで捕らえる。
これをアイザックスがブレーンバスターに切り返そうとするが、ザックがスルスルと抜け出してスリーパーホールドを極める。そして、素早く腕ひしぎ逆十字固めへ移行し、アイザックスからギブアップを奪った。
試合後、ザックとローラーは急接近し、大声をあげて罵り合う。一方、タイチはアイザックスが持ち込んだマイクを場外へ投げ捨てて挑発した。