第3試合では、6.12大阪城のIWGPタッグ王座戦(王者バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズvsジェフ・コブ&グレート-O-カーン)の前哨戦として、オーエンズとオーカーンがシングル対決。
オーエンズはIWGPタッグのベルトを腰に堂々の入場。オーカーンがリングインすると、オーエンズはベルトを見せつけて挑発。だが、オーカーンは無視を決め込む。
開始のゴング、オーカーンが詰め寄ると、オーエンズはロープに半身を出す。続いてバックの取り合いとなり、そこからオーカーンがコントロール。オーエンズはロープに足をかけてエスケープ。
オーエンズがオーカーンの顔面を押し込むと、オーカーンもやり返す。するとオーエンズは打撃を乱打。
だが、オーカーンもオーエンズをマットにねじ伏せ、靴を舐めさせようとする。オーエンズがこらえると、オーカーンはストンピング。
そしてハンマースローでコーナーに叩きつけ、玉座を完成。続いてボディスラムで叩きつけ、踏みつけながらカバー。オーエンズがカウント1で返すと、オーカーンは便座。オーエンズは跳ね返すも、オーカーンは即座に王統流二段蹴り。
劣勢のオーエンズだったが、ロープを巧く利用してオーカーンの喉元を痛めつける。さらにオーカーンの辮髪をつかみ、ねじり上げてダメージを与える。
続いてオーエンズはオーカーンにニードロップ。オーカーンはエルボーで反撃するも、オーエンズは切り抜けてソバットからネックブリーカー。
そしてオーエンズは相手のお株を奪うモンゴリアンチョップを連発。だが、コーナーから飛びかかるとオーカーンが阻止。そこからオーカーンはブレーンバスターのように叩きつける。
続いてオーカーンがモンゴリアンチョップを連発。そしてバックドロップの体勢からフェイスバスターで叩きつけてカバーするが、オーエンズはカウント2でキックアウト。
続く串刺し攻撃を切り抜けたオーエンズは、コーナーに向けて河津がけ。さらに串刺しエルボーからリストをつかみ、引き込んでのショートレンジラリアット。
オーカーンは地獄突きで反撃するも、オーエンズはジャンピングキック。そしてオーカーンの後頭部にCトリガーを突き刺し、ジュエルヘイストを決めてカバーするが、これはカウント2。
オーエンズは挑発するようにオーカーンの顔面を叩く。怒ったオーカーンはエルボー。ここからエルボーの応酬に。
オーカーンはロープに走るが、オーエンズはCトリガー。さらに追撃のCトリガーから、パッケージドライバーの体勢に。だが、オーカーンはショルダースルー。
続いてオーカーンは串刺し攻撃を狙うも、オーエンズはキックで切り抜けてコーナーを上る。しかし、オーカーンはその足をすくって転倒させ、エリミネーターの体勢に。だが、オーエンズはロープをつかんで阻止。
オーカーンはそれをはねのけ、エリミネーターを狙うも、切り抜けたオーエンズはロープに足を乗せ、強引にオーカーンを押さえ込んで3カウントを奪取。オーエンズがダーティーファイトで勝利を収めた。
試合後、オーエンズはエプロンからオーカーンにベルトを見せつける。怒ったオーカーンはオーエンズを追いかけ、そのまま両者はバックステージに。