四つ巴の壮絶な王座戦はジュースが無法勝利!
ジェイがオカダとの前哨戦を制す!
石井がキングストンを豪快に撃沈!
キングが鈴木に価値ある勝利!
ラッシュがジュニア戦線殴り込みを宣言!
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現地時間・5月14日(土)、日本時間・5月15日(日)に新日本プロレスがアメリカのワシントンDCのEntertainment & Sports Arena にて、ビッグマッチ『Capital Collision』を開催。初上陸となったワシントンDCで激闘を繰り広げた。
メインイベント(第8試合)は、IWGP USヘビー級王者・棚橋弘至にジョン・モクスリー(AEW)、ウィル・オスプレイ、ジュース・ロビンソンが同時挑戦する4WAYマッチ。さまざまな因縁が複雑に絡み合う四つ巴の戦いは、開始と同時に大乱戦に。スピード感あふれる技術戦や、ゴツゴツしたラフファイトで激しくやり合う。終盤、それぞれの得意技が飛び交う中、棚橋はモクスリーに対しエプロンでスリングブレイド。さらにモクスリーをテーブル上に設置し、決死のハイフライフローを炸裂。すると、リング上でジュースがオスプレイのスキをついてローブローを食らわせ、最後はザ・ロックスライドを炸裂し3カウントを奪取。ジュースがUSヘビーを強奪した。
試合後、ジュースは「この俺が3人をまとめて倒した! 俺はROCK HARD! 俺の居場所は永遠にBULLET CLUBだ! TOO SWEET!」と勝ち誇った。
セミファイナル(第7試合)では6.12大阪城でIWGP世界ヘビー級王座戦が決定している王者オカダ・カズチカと挑戦者ジェイ・ホワイトが、それぞれロッキー・ロメロ、ヒクレオをパートナーに前哨戦。オカダは大声援を背に、ジェイに力強い攻めを見せる。すると、BULLETタッグはロッキーをターゲットに。だが、ロッキーは持ち前のスピードとインサイドワークで大奮闘。しかし、最後はスライスロッキーを切り抜けたジェイが、一気にブレードランナーで叩きつけて料理。試合後、ジェイは5.1福岡に続いてオカダをブレードランナーでKO。さらにヒクレオが攻撃を仕掛けようとすると、袂を分かった兄のタンガ・ロアが登場。両者は視殺戦を繰り広げた。
第6試合では石井智宏が、4.17シカゴで対戦を要求してきたエディ・キングストン(AEW)を迎撃。序盤、キングストンは石井の気迫に押される場面が見られるも、必死に応戦。日本のプロレスを意識するような、さまざまな技で勝機を探る。だが、すべてを受け止めた石井が、最後は垂直落下式ブレーンバスターで撃沈した。
第5試合は鈴木みのるがブロディ・キング(AEW)と激突。4.17シカゴのバックステージで鈴木に一騎打ちを迫ったキングは、ぶら下がり式腕ひしぎ逆十字固めを力で跳ね除けたのをはじめ、規格外のパワーを見せる。だが、鈴木も腕攻めでジワジワと痛めつけていく。終盤、鈴木はゴッチ式パイルドライバーを狙うも、必死に切り抜けたキングは殴りつけるようなショートレンジラリアットを連発。そして一気にゴンゾボムで鈴木を沈め、価値ある勝利をつかんだ。
第4試合はUNITED EMPIRE(ジェフ・コブ&アーロン・ヘナーレ&マーク・デイビス&カール・フレッチャー)が、TMDK(ジョナ&マイキー・ニコルス&シェーン・ヘイスト)とバッドデュード・ティトのカルテットと対決。待望のTMDK合流を果たしたニコルスはブランクを感じさせず躍動。ニコルスと共にオージー・オープン(デイビス&フレッチャー)と連携技の激しい応酬を見せる。コブとジョナも怒涛の肉弾戦を展開。最後はニコルスがヘイストと共に、フレッチャーをサンダー・バレーで撃沈。試合後、ティトがTMDKに正式加入した。
第3試合では、6.12大阪城のIWGPタッグ王座戦(王者バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズvsジェフ・コブ&グレート-O-カーン)の前哨戦として、オーエンズとオーカーンがシングル対決。海外のファンの声援を背に、オーカーンは猛攻を見せるも、オーエンズは老獪なファイトでペースを握らせない。終盤、オーカーンはエリミネーターを狙うが、切り抜けたオーエンズはロープを利用した強引な丸め込みで3カウントを奪取。ダーティーファイトで勝利を収めた。
第2試合では、G.o.Dのタンガ・ロアがアメリカ本隊のフレッド・ロッサー&デビッド・フィンレー&上村優也&ザ・DKCと合体し、Team FILTHY(トム・ローラー&JRクレイトス&ロイス・アイザックス&ジョレル・ネルソン&ダニー・ライムライト)と対峙。フィラデルフィアで明日、NJPW STRONG王座戦を控える王者ローラーと挑戦者ロッサーは激しい攻防を展開。さらにロアとクレイトスの力強いマッチアップも場内を沸かす。ライムライトがシンビオトDDTでDKCを沈めたあとも、両軍は激しい番外戦を繰り広げた。
第1試合はLA DOJOの同門対決、成田蓮vsカール・フレドリックス。新日本の未来を担う両者は、意地をムキ出しに火花を散らす。終盤、成田はスリーパーで追い込むも、切り抜けたフレドリックスはマニフェストデスティニーを炸裂し逆転勝ち。そのフレドリックスを試合後、遺恨関係にあるQTマーシャルをはじめとするTHE FACTORYが襲撃した。
また、第6試合終了後には、戦列を離れているリオ・ラッシュが登場し、復帰次第、ジュニア戦線に殴り込みを果たすことを宣言した。