第5試合は鈴木みのるがブロディ・キング(AEW)と激突。キングは4.17シカゴのバックステージで、鈴木に対戦を要求。鈴木は「なんだテメーは!」と怒りをあらわに。ラフ&パワーファイトを得意とする巨漢レスラー・キングを、鈴木はどう迎え撃つのか?
鈴木は現地ファンの「風になれ~♪」の大合唱と共にリングイン。
開始のゴング、両者は至近距離で視殺戦。そしてキングが胸を突き飛ばす。すると鈴木もチョップを返し、ここから打撃戦に。鈴木はスキをついてキングの腕を捕らえ、エプロンに出るとアームブリーカー。さらにぶら下がり式腕ひしぎ逆十字固めを仕掛けるも、キングはこらえてハンマーパンチ。鈴木は場外に落ちてしまう。
キングは追いかけ、鈴木に強烈な逆水平チョップを重ねていく。さらに鉄柱を背負わせて逆水平チョップを繰り出すも、これは鈴木がかわし自爆。
鈴木はキングの腕を捕らえ、リングに戻すと指をつかんでアームブリーカー。さらに鈴木は串刺しキックからフライングメイヤー。そしてサッカーボールキックを食らわせカバー。
キングが返すと、鈴木は腕固めの体勢からハンマーロックへ。キングはロープに手を伸ばしてエスケープ。
キングは反撃の串刺しボディプレス。そして雄叫びからキャノンボールを炸裂。続いてパワーボムの体勢で持ち上げようとするも、鈴木は切り抜けると、不敵な笑みから打撃戦に誘う。
キングは逆水平チョップを打ち込むが、手のダメージで顔をしかめる。キングは左手のチョップに切り替えるも、高笑いの鈴木は打撃を返す。そしてアームブリーカーをお見舞い。
続いて鈴木がエルボーを食らわせると、キングもエルボーで反撃。エルボーの打ち合いは、鈴木が渾身の一撃で動きを止める。さらに鈴木は追撃のエルボーからロープへ。
しかし、キングはバックに回ってジャーマン。そしてゴンゾボムを狙うも、鈴木は脱出して巧みにスリーパーへ。そこからゴッチ式パイルドライバーの体勢に入るが、キングはショルダースルーで返す。
鈴木はもう一度スリーパーで捕らえるも、キングは強引に前方に投げつけ、ゴンゾボムを狙う。しかし、鈴木は指をつかんで逃れる。だが、キングはレフトハンドのラリアットを炸裂。
そしてキングは鈴木に殴りつけるようなショートレンジラリアットを連発。カバーは鈴木がカウント2でキックアウト。するとキングは一気にゴンゾボムを炸裂。この一撃で鈴木から価値ある勝利をゲットした。
試合後、キングは右手のダメージで顔をしかめながらも、勝者としてリングをあとに。鈴木はセコンドに腹いせのゴッチ式パイルドライバーを食らわせてから退場した。