Circuit2008 NEW JAPAN ISM

日時: 2008年2月2日(土) 17:30開場　18:00開始
会場: 新潟・三条市厚生福祉会館
観衆: 1235

第6試合 30分1本勝負

境界線

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

永田対真壁で試合開始のゴング。真壁がボディブロー、エルボー、顔面かきむしり、串刺しラリアットで永田を押し込む。すると永田もカウンターのキチンシンクを合わせ、フロントハイキックで蹴散らす。出てきた石井、矢野には田口、棚橋がドロップキックを放ち、本隊軍がリング上を占拠。そして、田口がトペフェイントからの腰振りを披露すると、田口に要求された棚橋、そして永田も続き、3人で腰をくねらせる。
棚橋対矢野となり、エルボー合戦から矢野は棚橋の後ろ髪を掴む。すると、棚橋はカンガルーキックでこれを振りほどき、田口とスイッチ。
田口対石井となり、田口はドロップキック2連発からラ・マヒストラル。だが、真壁がロープへと走ってきた田口の背中を蹴ると、そのまま場外に引きずり込んで鉄柱攻撃。そして、矢野は棚橋にイスを投げつけ、石井は永田を場外の奥へと連れて行く。
乱戦の中、リングインした田口に石井が急所へのヘッドドロップ。さらに、股を開いた状態の田口をトップロープに突き刺す。そして、真壁が体重を乗せた踏みつけ攻撃、矢野が木槌攻撃、ブレーンバスター、石井がバックドロップと、G・B・Hが田口に畳み掛ける。
矢野のチョーク攻撃を何とか逃れた田口は、三角飛びミサイルキックを炸裂させて、自軍コーナーへ。
替わった永田は矢野にフロントハイキックを放ち、ミドルキック3連発、串刺しフロントハイキックからエクスプロイダー。だが、矢野も突進してきた永田にカウンターのスピアー。しかし、続く真壁のラリアットは永田がかわして矢野に誤爆。永田は真壁に延髄斬りを叩き込んで、棚橋とタッチ。
棚橋は真壁に田口とのダブルドロップキック、フライングフォーアーム、フラッシングエルボー、サンセットフリップ。だが、ここでコーナーに上った棚橋を石井が妨害し、真壁が雪崩式ブレーンバスター。そしてラリアット、トレイン攻撃から、矢野がマンハッタンドロップ、石井がラリアット。
劣勢の棚橋は石井にカウンターのスリングブレイドを見舞うが、石井もカウンターのラリアットですぐに逆襲。すると、ここで田口がミサイルキックを放って棚橋をアシストし、永田が串刺しニーで追撃。間髪いれずに、田口が“どどん”を炸裂させ、最後は棚橋がハイフライフローで石井を仕留めた。

試合後、棚橋はマイクを握って、「ありがとうございました。新潟は米が上手いし、酒も上手いし、そしてプロレスファンが熱い。最後まで残ってくれた皆さんにカッコイイの言うけど、いいよね？新潟の皆さん、愛してま〜す！」と得意の極めゼリフ。そして大声援を浴びながら、リングの周りに集まってきたファンとハイタッチして引き上げていった。

COMMENT

永田「ドームの後に沖縄、後楽園、三条と続きましたけど、なんか新日本の高い熱というものが、今年に入って上昇してきている感触がある。棚橋が（リング上で）言った通り、この寒い土地と反比例して、プロレスファンの熱が高いですよね。去年から少しずつ熱を高めて、ドームで爆発して、それが全国に普及している感じ。この熱をさらに上昇させるのが俺たちの使命だから、明日もその次も全力のファイトをしていくから、よろしく（と言って敬礼ポーズを決め、棚橋、田口に『ありがとう』と言って先に控え室へ）」
棚橋「今シリーズ、田口と組むことが多いけどさ、お互い“セクシー路線”だからさ、いいチームになると思うよ。頑張っていこう（と言って田口と握手）」
田口「よろしくお願いします」
棚橋「そうだなー、沖縄にしても新潟にしてもさ、みんな“かっこいい俺”を観たいみたいだね。俺をもっと観てくれ。それが俺の願い。ファンの人もそう思っていると信じているから。メインを締めまくって、（2/17）両国、AJスタイルズまでドント・ストップ・ラブで行きます。よし（と言うと、去り際に背筋をカメラに見せつけ、控え室へ消えていった）」

矢野「俺らの狙った首は、バーナード、トムコ、あのハゲ共だ！分かってるな！今日もお前ら見ただろ！アイツら、シリーズかけてじっくりいたぶってやるよ！待っとけ、バカタレ！」
真壁「（『トムコ、バーナードの試合に乱入した理由は？』）流れをこっちに持ってくるためだろ！それしかねぇだろ！オイ、いいか、バーナード、トムコに言っとけ！両国までせいぜいあぐらかいとけよ。それだけだ！」
※石井はノーコメント