第2試合は『NJPW STRONG』の本隊選手たちを中心とした8人タッグ。“フィンジュース”ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレーがダニエル・ガルシア&ケビン・ナイトとカルテット結成。対するはカール・フレドリックス&クラーク・コナーズ&上村優也のLA DOJOトリオに、かつて野毛道場に留学経験を持ち、この試合が新日本復活試合となるマスカラ・ドラダが加わったチーム。フィンジュースとドラダは、同時期に野毛道場で同じ釜の飯を食った仲でもある。
先発はナイトとドラダ。ロックアップでナイトは押し込むが、ドラダは体勢を入れ替えて胸板に張り手。するとナイトはヘッドロック。ドラダはハンマースルーを仕掛け、ここから両者はロープワークで身軽な動きを披露。そしてナイトがロープを利用したアームホイップ。
だが、ドラダもスリングブレイド式のフェイスクラッシャーで反撃。さらにミサイルキックからカバーするが、ナイトはカウント2でキックアウト。
続いてドラダは肩に担ぐが、ナイトは脱出。ここから両者はアームホイップの応酬、さらにドロップキックの相打ちで意地を張り合う。
次はガルシアとコナーズのマッチアップ。逆水平チョップの応酬に競り勝ったコナーズは、上村と共にダブルのバックエルボー。
続いて上村は串刺しエルボー。これをかわしたガルシアは、エルボーの連発からコーナーにハンマースルー。しかし、上村もドロップキックで反撃。
上村はヘッドロックでガルシアを捕らえるが、ジュースがカット。そしてフィンレーが上村をボディスラムで叩きつけると、ジュースがセントーンをお見舞い。フィンジュースが小気味いい連携を見せる。
フィンレーは上村にブレーンバスター。カバーを上村が返すとフロントネックロック。そして腕を固め、ナイトとスイッチ。
上村はナイトにエルボーを連発。だが、ロープに飛んだところをナイトはキチンシンク。さらに身体を浴びせかけるようなラリアットを叩き込む。
次はガルシアが上村にフライングメイヤーからエルボー。続いてジュースが上村にヘッドバットを連発。そしてストンピングを乱打し、キャノンボールを炸裂。
スイッチしたフィンレーは上村にバックドロップ。だが、カバーはカウント2。フィンレーがエルボーを浴びせると、上村はバックドロップを狙う。これをフィンレーは回避するも、上村はスキをついてバックに回り意地のバックドロップ。
次はコナーズがフィンレーにショルダータックルを連発。さらにショルダースルー。ジュースが襲い掛かるも、コナーズはジュースにも豪快なショルダースルー。
さらにコナーズはフィンレーに串刺しのショルダータックル。さらにフィンジュースのダブル攻撃を切り抜け、二人まとめてジープ・フリップでなぎ倒す。
次はナイトとフレドリックスのマッチアップ。激しいエルボー合戦から、ナイトはロープへ。だが、フレドリックスはスパインバスターで叩きつける。さらにマニフェストデスティニーを狙うが、回避したナイトは打点の高いドロップキックをヒット。
だが、コナーズが乱入し、ナイトのドロップキックを回避すると、スピアーを炸裂。するとガルシアがコナーズにバックドロップ。
そのコナーズに上村が閂スープレックスを決める。上村はフィンレーにはフロントスープレックスを炸裂。そしてジュースにアームホイップを決め、閂スープレックスを狙う。だが、ジュースはヘッドバットで回避。
すると上村はダブルチョップからロープへ。だが、ジュースがカウンターのスパインバスター。そのジュースをドラダが場外に追いやり、相手チーム目掛けてノータッチ式トペ・コンヒーロを炸裂。
リング上、フレドリックスとナイトが逆水平チョップ合戦。激しい打撃戦からフレドリックスはマニフェストデスティニーの体勢。これをナイトは丸め込みで返すが、フレドリックスは切り抜けると変形のネックブリーカードロップから一気にマニフェストデスティニーを決め、3カウントを奪取した。