石井がディッキンソンとの真っ向勝負を制す!
鈴木は注目の“元NXT王者”クロスを鎮圧!
ジェイはベイリーの打撃を切り抜け勝利!
アメリカ現地時間4月1日(金)、テキサス州ダラス・Fairmont Hotelにて『LONESTAR SHOOTOUT』が開催された。今大会はさまざまな団体が参加する『レッスルコン』内で実施され、『NJPW STORNG』で活躍する選手のほか、鈴木みのるや石井智宏が参戦した。
第1試合は海外修行中の成田蓮がロッキー・ロメロと激突。ロッキーの海千山千のインサイドワークの前に、なかなかペースを握れない成田。だが、終盤にスライスロッキーを切り抜けると、最後は鮮やかなフロントスープレックスで3カウントを奪取した。
第2試合はジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー&ダニエル・ガルシア&ケビン・ナイトvsカール・フレドリックス&クラーク・コナーズ&上村優也&マスカラ・ドラダ。海外修行中の上村はジュース組の集中攻撃に遭うも、フィンレーにバックドロップを食らわせピンチを脱出。終盤、ひさびさの新日本マット登場となるドラダが、相手チームをノータッチ式トペ・コンヒーロで分断。最後はフレドリックスがマニフェストデスティニーでナイトを沈めた。
第3試合は鈴木みのるが新日本マット初登場となる元WWEのNXT王者キラー・クロスと激突。体格で勝るクロスを、鈴木は鋭い打撃と関節技で切り崩していく。だが、クロスも豪快なスープレックスを繰り出し、さらに鈴木相手に打撃合戦を展開。終盤、鈴木がスリーパーで捕らえると、クロスは力で切り抜けて逆にスリーパーを見舞う。しかし、鈴木は指をつかんで巧みに脱出し、エルボーで動きを止めると、最後はゴッチ式パイルドライバーでクロスを沈めた。
第4試合は「US OF JAY OPEN CHALLENGE」として、ジェイ・ホワイトがマイク・ベイリーを迎撃。元KO-Dタッグ王者であり、テコンドー黒帯のベイリーは、多彩な蹴り技を軸に攻め立てる。だが、ジェイは膝攻めで着実にダメージを与えていく。終盤、ベイリーは必殺のアルティマウェポン(シューティングスター・ダブルニードロップ)を繰り出すも、回避したジェイはSSSを炸裂。すかさずブレードランナーにつないで勝利を収めた。
第5試合では石井智宏が強豪クリス・ディッキンソンとシングル対決。真っ向勝負が信条の石井に対し、ディッキンソンは一歩も下がらず応戦。両者は熱のこもった打撃の応酬、力強い技の攻防を繰り広げる。試合が佳境に入ると、ディッキンソンは石井のお株を奪うようにブレーンバスターで突き刺す。だが、石井はカバーを返すと、怒涛のたたみかけでディッキンソンの動きを止め、最後は垂直落下式ブレーンバスターで激勝。
試合後、遺恨が再燃している鈴木が登場し、石井に対し不敵な笑みと共に一騎打ちをアピールした。
また、第3試合終了後には、なんとジョン・モクスリーが登場して、シカゴ大会で対戦が決定しているウィル・オスプレイを挑発した。