試合後、内藤とオカダ、SANADAと棚橋が視線を交わし、大一番に向けて闘志を燃やす。棚橋は退場時、客席にいた同期のKENSO選手とグータッチをかわす。
ここで内藤がマイクを握る。
■内藤のマイクアピール。
「ブエナスノチェース、後楽園ホール!(場内拍手)。ちょっと、長くなってしまいますが、いまの俺の気持ちを、ぜひ聞いてください(場内拍手)。
去年の2月、IWGPヘビー級王座とIWGPインターコンチネンタル王座が統一されるっていうとき、俺は反対し、そして統一阻止に動きました。ですが、直後のタイトルマッチで敗れてしまい、二本のベルトが一本に統一され、そして! IWGP世界ヘビー級王座が誕生しました。
ハッキリ言って、俺はIWGP世界ヘビー級王座への思い入れは、まったくない。じゃあ、なんで、そんなベルトに挑戦するのか、その理由は三つあります。
一つ目は、いま新日本で一番強い男、オカダを感じたいから。二つ目はそのオカダに勝ちたいから。三つ目は2023年1月4日、東京ドーム大会のメインイベントに戻りたいから(場内拍手)。
誰のためじゃない、俺自身のために、札幌大会でオカダからベルトを獲っていきたいと思います(場内拍手)。
今日から始まる新しいシリーズ。俺とオカダによる前哨戦が、しばらく続きますが、2月20日のタイトルマッチ後、いったいどちらがベルトを持っているのか、みなさま予想しながら楽しみにお待ちください。
つ~ま~り! つまり、2月20日、札幌大会のタイトルマッチまで! トランキ~ロ! あっせんなよ!(場内拍手)。
ではでは、みなさま、明日もここ後楽園ホールでまたお会いしましょう。新日本プロレス、シリーズ開幕戦、後楽園ホール大会、最後の締めはもちろん! BUSHI、SANADA、ヒロム、鷹木・イ・内藤、ノスオトロス、ロス・インゴベルナ~ブレ~ス! デ! ハ! ポン!」
そして、L・I・Jは試合後にグータッチをかわしてから退場した。