第3試合はタイガーマスク&真壁刀義vs石森太二&邪道。IWGPジュニアタッグ王者のタイガーと石森にとっては、2.20札幌の同王座戦の前哨戦となる。

タイガーはIWGPジュニアタッグのベルトを巻いて入場。

　BULLETタッグはToo Sweetサインをかわすと、ゴングを待たずに奇襲攻撃。邪道は真壁を場外戦に連れ出す。
　タイガーは石森にキックを連発。だが、石森も蹴り足を捕らえ、顔面かきむしりで応戦。さらに背中に引っかき攻撃をお見舞い。
　スイッチした邪道もタイガーの背中に爪を立てる。そしてロープに顔面をこすりつける拷問攻撃。続いてもう一度背中に引っかき攻撃。さらに邪道は強烈な逆水平チョップを連発。
　スイッチした石森はロープ上から、タイガーの背中に爪を突き立てる。さらにフライングメイヤーからネックツイストを食らわす。
　続いてBULLETタッグはタイガーにトレイン攻撃。これを切り抜けたタイガーが同士打ちを誘い、真壁に交代。
　真壁はショルダータックルで石森、邪道の順になぎ倒す。そして真壁は邪道に串刺しラリアットから頭部にナックルを落とす。続くノーザンライトスープレックスは邪道がハンマーパンチで回避。
　真壁は邪道のパンチをディフェンスし、パンチを浴びせてからショートレンジラリアットを炸裂。さらにロープに走るが、石森がキックでカット。すかさず邪道がラリアットでなぎ倒す。
　スイッチした石森は真壁の頭部にパンチを連発。そしてロープに走るも、真壁はパワースラムを食らわす。
　次はタイガーが石森にキックを連発。さらに串刺しのハイキックを決め、タイガードライバーの体勢に。切り抜けた石森はロープに走るも、タイガーはケブラドーラ・コンヒーロ。
　そしてタイガーは石森をコーナー上に設置し、雪崩式攻撃を狙う。だが、石森は撃墜して飛びかかる。タイガーはこの動きを読むと、ソバットからタイガードライバーを炸裂。しかし、邪道がカット。
　するとタイガーは邪道を場外に追いやり、石森の胸板にキックを連打。さらにロープに走ろうとするが、邪道が竹刀を振りかぶる。タイガーは踏みとどまって回避するも、スキをついて石森がジャンピングニーをヒット。
　ここからBULLETタッグはタイガーに波状攻撃。最後は石森がバッククラッカーを決め、邪道がカバーへ。だが、タイガーはカウント2でキックアウト。
　すると邪道は竹刀を手にし、タイガーに襲いかかる。だが、真壁がその竹刀を受け止め、パンチをお見舞い。
　そこに石森が襲いかかり、BULLETタッグはダブル攻撃を狙う。しかし、真壁は二人まとめてラリアット。そしてタイガーに勝負を託す。
　タイガーは邪道にダイビングヘッドバットを繰り出すが、かわした邪道はクロスフェイス・オブ・JADOの体勢に。しかし、タイガーはすばやく切り抜け、リバースダブルアームバーで捕獲。邪道はたまらずタップアウト、タイガーが勝利を収めた。　

　
真壁「オイ、見たろ全て。言っただろ、結果が全てだって、オイ！ タイガーマスクはチャンピオンだろ？ 勝てるわけねぇだろ、テメェらみてぇな三下がよぉ」
　

　
真壁「オイ！ 石森さんよぉ、邪道さんよぉ、俺から言わせりゃテメェら2対1だって余裕なんだよこっちはよぉ。オイ、タイガーに勝てるわけねぇだろ！」
　

　
タイガー「今日から、『新春黄金シリーズ』。このネーミングは、自分がファンの頃、ずーっと親しみを込めて見てきたシリーズです。そして今日、この（※自分のマスクを指さす）赤い虎のマスク。赤といえば、『燃える闘魂』。猪木さんの作った、この新日本プロレス。僕は“闘う虎”と書いて『燃える闘虎』。“闘う虎”、今年はボッコボコにしに行きます。今まで溜まってた鬱憤を晴らさせてもらう」
　

　
タイガー「やはり、アントニオ猪木が作ったこの、ストロングスタイル。僕は直接猪木さんには関わってはなくて、僕がイタリアに行った時に猪木さんと関わりを持って、ものすごくかわいがってもらってます。それは今でもそうです。ただ、僕の師匠、佐山聡、初代タイガーマスクは、アントニオ猪木の弟子です。弟子が、僕の師匠です。僕にも少しは、猪木さんの燃える闘魂、闘う魂が流れてると思ってます。今年は“闘う虎”、闘虎で頑張ります。（※IWGPジュニアタッグのベルトを叩いて）絶対に防衛します！ そしてロビー、2人で絶対に防衛する。そして、オーストラリアで試合をする！」
　
　

　

石森「タイガーマスク、いや、老いた虎さんよぉ、今日も元気いいな！ 体はダルダルだけど！ ハハハハ！」
　

　
石森「とは言え、現ジュニアタッグ・チャンピオン。札幌でタイトルマッチが決まってるし、その前の仙台ではシングルマッチだ。大阪での、ロビーとのシングルマッチ以外は、全戦、あの老いた虎さんとやるからな。まさに、太二の虎退治。タップリ遊んでやるよ！」
　
※邪道はノーコメント