第1試合は“アレックス・コグリン チャレンジマッチシリーズ”第3弾、アレックス・コグリンvsカール・フレドリックスのシングルマッチ。新生LA道場“一期生”の両雄が、ひさびさの一騎打ちに挑む。先を行くフレドリックス相手に、コグリンが番狂わせを起こすか?
開始のゴング、互いに牽制しつつ手四つで組み合う。そしてフレドリックスがバックに回るが、コグリンはロープエスケープ。
続いて手四つの体勢からコグリンがガブッて、フレドリックスを投げ飛ばす。さらに強烈な張り手をフレドリックスにお見舞い。ここからエルボー合戦に突入する。
そして、コグリンはショルダータックルでフレドリックスをなぎ倒す。しかし、フレドリックスはリープフロッグからクロスボディ。そしてショルダータックルでダウンを奪う。
フレドリックスはボディスラムで叩きつけ、おもいきりのいいストンピングからカバー。これはコグリンがカウント2でキックアウト。
コグリンはロープに走るが、フレドリックスはカウンターのキチンシンク。そして背中にサッカーボールキックを叩き込む。コグリンが「もう一発打ってこい!」と挑発すると、フレドリックスはさらに追撃のサッカーボールキック。
続くロープワークの攻防では、コグリンがフライングショルダーアタック。フレドリックスも串刺しボディアタックで反撃するが、コグリンは空中でキャッチし、そのままフロントスープレックスで放り投げる。
コグリンは逆片エビ固めを狙うが、フレドリックスはキックを連発。するとコグリンはフレドリックスを抱え上げ、ストマックバスター。さらにサイドスープレックスで叩きつける。
コグリンは背中へのハンマーパンチからエルボー、だが、フレドリックスは切り抜け、技の読み合いからジャンピングキック。
続いてフレドリックスは串刺しボディアタック。そしてエルボーを乱打し、串刺しの低空ドロップキックをヒット。
勢いに乗るフレドリックスはバックドロップから独特のモーションでエルボードロップ。だが、カバーはコグリンがカウント2でキックアウト。
するとフレドリックスはスパインバスターから変形のSTF。その体勢でコグリンの顔面をマットに叩きつけ、さらに締め上げていく。コグリンはなんとかロープエスケープ。
コグリンは反撃の逆水平チョップを叩き込みロープに走ると、技の読み合いからバックドロップをお見舞い。
さらにコグリンはブロックバスターホールドを決めるが、これはカウント2。するとコグリンは強烈なショートレンジラリアット。これもフレドリックスはカウント2でキックアウト。
コグリンはジャーマンを狙うが、フレドリックスは切り抜けて顔面に張り手。そしてマニフェストディスティニーを狙うも、コグリンは耐える。
そして、コグリンはブレーンバスターを狙うが、こらえたフレドリックスは変形ネックブリーカー。そしてマニフェストディスティニーにつないで3カウントを奪取した。
試合後、フレドリックスが握手を要求すると、コグリンも悔しげに手を握り返し、リングをあとに。フレドリックスは勝利をアピールしながら花道を下がった。