棚橋が日本人初のIWGP USヘビー級王者に!
フィンレーを下したジェイに、石井が宣戦布告!
モクスリーのパートナー“X”は永田裕志!
アメリカ遠征初戦の上村がLA道場入り!
オスプレイが約3カ月ぶりにリングに登場!
★月額330円!試合詳細&BSコメント、日記も読めるスマホサイト入会はコチラ!!
現地時間・8月14日(土)、日本時間・8月15日(日)、アメリカ・The Torch at LA Coliseum(カリフォルニア州・ロサンゼルス)で、アメリカでは約1年半ぶりとなる有観客大会『カードファイト!! ヴァンガード overDress Presents RESURGENCE』が開催された。
メインイベントⅡ(第8試合)では棚橋弘至が、ジョン・モクスリーからIWGP USヘビーのベルトを奪取した王者ランス・アーチャーに挑戦。アーチャーはパワーを利したファイト、さらにロープウォークからのラ・ケブラーダなど怒涛の攻撃で棚橋を追い詰める。棚橋はピンチに陥るも意地を発揮。ブラックアウトをスリングブレイドで切り返し、勝利への執念を見せる。終盤、アーチャーは雪崩式攻撃を狙うも、切り抜けた棚橋はハイフライアタックを炸裂。そこからハイフライフロー二連弾でついに3カウントを奪取。日本人初となるUSヘビー戴冠を成し遂げた。
試合後、アーチャーは棚橋を称えつつ、リマッチを要求。棚橋は「アイ・プロミス・ユー」と応えると、最後はエアギターからの「愛してま~す!」で大会を締めくくった。
メインイベントⅠ(第7試合)ではNEVER無差別級王者のジェイ・ホワイトが、デビッド・フィンレーを相手に初防衛戦。ジェイは持ち前のインサイドワークで試合をコントロールしようとするが、フィンレーもキレのある動きで対抗。終盤、フィンレーは相手のお株を奪うSSSを連発し、とどめのACID DROP へ。だが、ジェイは回避すると、すばやいモーションからブレードランナーをお見舞い。フィンレーを仕留めベルトを守ると共に、今年の『NJC』準々決勝のリベンジを果たした。その試合後、石井智宏がジェイに宣戦布告。
第6試合はスペシャルタッグマッチでカール・アンダーソン&ドク・ギャローズ組と、ジョン・モクスリー&X組が対戦。Xの正体は、かつてモクスリーと激闘を繰り広げ、互いを認め合った永田裕志。アンダーソン&ギャローズに対し、モクスリーは荒々しいファイトを展開。永田も好アシストを見せ、モクスリーと共にナガタロックⅡの共演を披露する。終盤、アンダーソン&ギャローズはイスに向けてのマジックキラーでモクスリーを排除。永田は孤軍奮闘するも、最後はマジックキラーの前に無念の敗退。その試合後、G.o.D(タマ・トンガ&タンガ・ロア)が登場し、アンダーソン&ギャローズと一触即発の事態に。
第5試合はスペシャルシングルマッチとして石井智宏が、かつて新日本にも来日経験がある現・IMPACT WRESTLING のスーパーヘビー級レスラー、ムースと激突。圧倒的肉体差のあるムースを相手に、石井は真っ向勝負を挑む。だが、ムースはその巨体からは信じられない身軽さ、そしてパワーで石井を攻め込んでいく。苦しい戦いとなった石井だが、最後はムースの巨体を垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、激勝を飾った。
第4試合はジュース・ロビンソンとヒクレオの一騎打ち。ジュースは2m級モンスターのヒクレオの攻撃に大苦戦を強いられる。しかし、最後はヒクレオのトンガンドライバーを丸め込みで切り返して3カウントを奪取。すると、納得のいかないヒクレオは、ジュースにチョークスラムを炸裂。両者はさらに遺恨を深めた。
第3試合はトム・ローラー&JRクレイトス&ロイス・アイザックス&ジョレル・ネルソン&ダニー・ライムライトの新生TEAM FILTHYと、リオ・ラッシュ&クリス・ディッキンソン&フレッド・イェハイ&エイドリアン・クエスト&上村優也が対決。チーム力に勝るFILTHYはクエストを狙い撃ちにするも、ラッシュ組も徹底抗戦。終盤、目まぐるしく戦況が変わる中、ラッシュがライムライトにラッシュアワーを炸裂。すかさず上村が閂スープレックスにつないで3カウントを奪取した。試合後、上村はLA道場入りをアピールし、柴田勝頼をリングに呼び込むとガッチリ握手をかわした。
第2試合はフレッド・ロッサ―&ロッキー・ロメロ&ウィラー・ユウタの異色トリオと、TJP&成田蓮&クラーク・コナーズの新旧LA道場トリオが対戦。ロッキーたちはコナーズに集中攻撃。だが、コナーズがピンチを切り抜けると、LA道場トリオも反撃。成田はロッサーと激しい攻防を繰り広げる。最後はTJPがロッキーにマンバスプラッシュを決めると、すかさずコナーズがカバーしフォール勝ちをスコア。
第1試合は“アレックス・コグリン チャレンジマッチシリーズ”第3弾、アレックス・コグリンvsカール・フレドリックスのシングルマッチ。新生LA道場の一期生同士によるひさびさの一騎打ちは、コグリンのパワフルな攻撃に対し、フレドリックスは躍動感あふれるファイトで反撃。最後はフレドリックスがマニフェストディスティニーで勝利を収めた。
また、第5試合後には長期欠場中のウィル・オスプレイがサプライズ登場。自身がIWGP世界ヘビーの真チャンピオンだとアピールした。