新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit 2007 NEW JAPAN SOUL C.T.U FAREWELL TOUR
- 日時
- 2007年7月6日(金) 18:00開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 2025
-
第5試合 30分1本勝負
棚橋弘至・復帰戦レフェリー|タイガー服部
MATCH REPORT
さらに第5試合前、「LOCK UP」7月29日後楽園大会にて中西とシングルマッチで激突する関本大介がリングに登場。
関 本「新日本プロレスファンの皆さん、はじめまして。大日本プロレスの関本大介です。今日は今度、中西学とシングルマッチが決まったので挨拶に来ました。7 月29日、ここ後楽園ホールで、必ず中西学の首を獲ります。新日本プロレスファンの皆さん、応援よろしくお願いします!」
そして、マイクでの挨拶を終えた関本はリングを降りると、そのまま本部席の隣りに陣取った。
まずは5月1日の「WERSTLE LAND 9th」以来の復帰となる棚橋が入場。「またここに帰って来れました。一言だけ、頑張りまーす!!」と超満員のファンにマイクアピール。
そして、バーナードとトムコはIWGPタッグのベルトを手に意気揚々と入場。リングインしたバーナードは、7月8日岐阜大会にてベルトを懸けて闘う棚橋と静かににらみ合う。
棚橋と中邑のマッチアップで試合開始。復帰戦とは思えない、キレのいい動きで試合をリードする棚橋。すると、いきなり両軍が入り乱れる中、棚橋がトムコにエルボー、山本がバーナードにエルボー、そしてドロップキックを同時に放ち、王者チームをいっぺんに蹴散らす。
そして混戦の中、バーナードのラリアットがトムコに誤爆すると、中西がバーナードに野人ハンマー。棚橋と山本は中邑に合体ドロップキック。本隊トリオがリング上を占拠する。
中 西対中邑の場面。中西の重いチョップで中邑が後退すると、中西はエルボー、ヘッドバット、ショートレンジラリアットを叩き込む。すると中邑も飛びつき腕十 字固めで反撃を試みる。これは棚橋がカット。すると中邑は中西を自軍コーナーに押し込み、バーナードとトムコが場外から中西の脚をそれぞれ引っ張って、 コーナーポストに急所を痛打させる。
さらに中邑が中西を押さえる中、控えのバーナードが「ナカニシ」と叫んで挑発し、顔を近づけていく。すると、 中西は押さえられながらもバーナードの顔面に張り手。これに怒ったバーナードはタッチを要求しリングインするや、中西を串刺しショルダータックル、ヘッド バットで圧殺。
捕まる時間が続いた中西だったが、トムコをリバーススープレックスで投げて自軍コーナーへ何とか帰還。
タッチを受けた棚橋はトムコにエルボー、フライングフォーアーム。さらに山本が入ってきてトムコにミドルキック。その直後に棚橋がスリングブレイドを放つ連携攻撃を披露。だが、トムコも走ってきた棚橋を高速のパワースラムで叩きつけ、両者はスイッチ。
バーナード対山本となり、山本はミドルキック、チンクラッシャー、ミサイルキック、串刺しダブルニー、低空ドロップキック、ミドルキックと一気にスパート。
だが、バーナードもカナディアンバックブリーカーで山本を抱え上げて、自らの肩に山本の腰を叩きつけるが、山本もスキを突いての卍固めでバーナードを捕獲。
これは中邑がカットすると、本隊チームが分断される中、タッチを受けた中邑とバーナードが山本にトレイン攻撃。さらにバーナードとトムコの合体サイドバスターを挟み、最後は中邑がリバースパワースラムからのランドスライドで山本を大の字にして、一気に3カウントを奪った。
試合後、リングを降りた中西は関本の元へと詰め寄り、激しい乱闘を展開。セコンド陣に分けられる形で、両者はそのまま引き上げて行った。
COMMENT
※中邑はノーコメント
山本「今日は関係ねぇ! 勝負は明後日だ。今日は負けたけど、1回、前哨戦をやれて良かった。これで調子を掴んだ。今日の反省を踏まえて、連携を生かしつつ、最後は俺がバックドロップでスリーカウントを奪う」
棚 橋「山本も言ったけど、今日は関係ない。どの道、俺らのチームは三振かホームランだから。岐阜ではホームランを打ちますよ。(地元ということで)チームと しては一致団結しますよ。(『今日は復帰戦でしたが?』)課題が多いですね。まぁ、自分の中で止まっていた時間がある。その間に他の選手は切磋琢磨して進 んでいるわけだしね。まぁ、1つ言いたいことは、俺は会社のために十分尽くしてきただろう。これからは自分の自由な意思で上にいきます。俺の自分の意思で 山本と組む。そういうことです」
山本「俺はトムコとバーナード、あの2人からG1 タッグリーグ(2006年10月15日西尾大会)でスリーカウント取っている。俺がトムコからスリーカウント取ってるから。俺の自信は1回勝っているという根拠のある自信だからね。絶対に地元で故郷に錦を飾りますよ」
※中西はノーコメント