新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit 2007 NEW JAPAN GLORY X “G・B・H”〜Desperado〜
- 日時
- 2007年5月12日(土) 17:30開場 18:00開始
- 会場
- 和歌山・和歌山県立体育館
- 観衆
- 1038
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第6試合 30分1本勝負
G・B・H vs 本隊 〜山本尚史復帰戦〜レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
G・B・Hの奇襲攻撃で幕を開けると、4月22日広島大会での一騎打ちを控える長州と矢野は場外で、IWGP次期挑戦を表明している真壁は、王者永田とリング上で激しくやりあう。
真壁のラリアットに対し、永田は延髄斬り、ニーリフト連打で応戦。だが、G・B・Hが総出で真壁を援護。永田の動きを止める。
中盤に入ると、復帰したばかりの山本がG・B・Hに捕まる。真壁から場外ラリアット、場外ハイジャックパイルドライバー、矢野からはタッチロープを使ってのチョークスリーパー、ブレーンバスターを決められ、反撃の糸口をなかなか掴めない。
苦しい展開を強いられた山本だが、矢野の攻撃をかわし、ドロップキックでようやく反撃に成功。
タッチを受けた中西は、矢野に串刺しローリングラリアット、野人ハンマー。エプロンに控えるG・B・Hたちを蹴散らすと、「ホー!」の雄叫びから野人ダンスを踊り、ラリアットを炸裂させる。
さらに、中西がダブルノーザンライトスープレックスで矢野と本間をまとめて投げ飛ばすと、長州が矢野へリキラリアット。そして、中西がアルゼンチンバックブリーカーで担いだ矢野を真壁にぶつけた。
終盤、永田が天山にエクスプロイダー、真壁に垂直落下式ブレーンバスターを決めると、「永田さん、永田さん!」と、山本が手を伸ばしてタッチを要求。
山本の意気込んだ表情に、永田はタッチを快諾。リングインした山本は、真壁をミサイルキック、カウンターのミドルキック、串刺しダブルニーからのランニングサッカーボールキックで一気に攻め立てる。
そして、必殺のバックドロップで真壁を仕留めにかかった山本だったが、これを真壁に不発させられ、ラリアットで倒されてフォールされてしまう。
なんとかカウント2で返した山本だが、最後は真壁のトップロープからのキングコングニードロップに沈み、G・B・Hが勝利。山本は復帰戦を勝利で飾ることができなかった。
試合後、真壁は「おい、永田! 次はテメェだよ!!」と、IWGP挑戦を改めてアピール。すると、2人は大乱闘を展開する。
セコンドに制止され、本隊が退場すると、リング上にG・B・Hが勢揃い。全員で手を上げて勝利をアピールすると、「いいか、これが現実だ!!」と真壁が決めゼリフ。
そして、石井が尾崎リングアナに「G・B・Hの勝利です」と言わせ、G・B・Hの面々は退場していった。
COMMENT
真壁「これが現実だよ、この野郎!」
天山「見たか? G・B・Hはこんなもんちゃうぞ。見とけよ、オラ!」
矢野「長州、俺の粋な計らいで、毎日(俺と)当ててやるからな。覚えておけ。最後(5/22広島)は血ダルマだぞ」
永 田「(G・B・Hが)張り切ってるのは分かる。でも、張り切っているのと、勢いがあるのとは違うから。まぁ、お手並み拝見だね。(真壁のIWGPヘビー挑 戦について)俺はいいんだよ。楽に勝てるから。でも、アイツの挑戦を世間が認めてないだろう。それが現実だよ。(ファンに向かって)な?」
ファン「はい!」
永田「真壁はダメ?」
ファン「はい!」
永田「ほら、ファンがこう言っているじゃん。ようし、まかせておけ!(とガッツポーズを決めて去る)」
※長州、中西、山本はノーコメント