新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit 2007 NEW JAPAN GLORY X “G・B・H”〜Desperado〜
- 日時
- 2007年5月12日(土) 17:30開場 18:00開始
- 会場
- 和歌山・和歌山県立体育館
- 観衆
- 1038
MATCH REPORT
新日本マットを席巻する一大ヒール軍団G・B・Hが実権を握った“G・B・Hシリーズ”とも言うべき「Circuit 2007 NEW JAPAN GLORY X “G・B・H”〜Desperado〜」が開幕。
試合前、G・B・H仕様のリングに登場したG・B・Hの面々は、いつも通りの手荒い挨拶で和歌山のファンにシリーズの幕開けを宣言。
そして休憩後、会場内にはいつもと違うG・B・Hのテーマ曲が鳴り響き、後半戦の開始が告げられると、まずは越中&石井がBlack軍の蝶野&中邑と激 突。試合は捕まる時間の続いた中邑が、蝶野の絶妙なアシストを受けて石井をランドスライド葬。BlackがG・B・Hの侵攻を力でねじ伏せた。
そして、メインイベントは本隊vsG・B・Hの8人タッグマッチ。この試合が約3ヶ月ぶりの復帰戦となった山本は、血気盛んにG・B・Hへと向かっていく が、逆に集中砲火されてしまい、苦しい時間が続く。それでも山本は必殺の“殺人バックドロップ”で真壁を投げようとするが、これは不発に終わりあえなく轟 沈。最後は真壁がトップロープからのキングコングニードロップを投下して山本を跡形もなく粉砕した。
試合後、意気上がる真壁はIWGPヘビー級王者の永田に改めて宣戦布告。最後は、真壁が「いいか、これが現実だ!!」という決め台詞をはき捨て、G・B・Hシリーズの開幕戦を締めくくった。