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石井はフェレーラが求めてきた握手を無視。試合開始のゴングが鳴って向かい合うと、フェレーラがエルボーを打ち込んでいくが、石井は微動だにしない。タックルの打ち合いはフェレラーが頑張って耐えていたが、やはり最後に打ち勝ったのは石井の方。
フェレーラが攻撃してくるたびに、両手を広げて「もっと来いや」と挑発する石井。フェレーラはドロップキックで対抗するのがやっと。石井はラリアットで軽々とフェレーラの体を中に舞わせる。
あまりに歯ごたえがないこともあって、場外戦を仕掛けるなど余裕の石井。フェレーラが意地になって打ち込むエルボーが効果的にヒットすることもあったが、石井はノド元に逆水平を入れて動きを一発で止めてしまう。
タイミングよくラリアットを決めたフェレーラは、サモアンバスターで追い打ちを掛けたものの、石井はブレーンバスターから串刺しラリアット2連発、カウンターのラリアット、垂直落下式ブレーンバスターであっさりとしとめた。
試合後、実況担当のケビン・ケリーに詰め寄った石井。「こんなヤツ、よこすな」と吐き捨てて引き揚げていった。
ROH＆新日本プロレス「WAR OF THE WORLDS TOUR」
- 日時
- 2016年5月11日(水) 17:30開場 19:00開始
- 会場
- カナダ・オンタリオ州トロント Ted Reeve Arena
- 観衆
- 1,500人（超満員札止め）
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第12試合 無制限1本勝負
シングルマッチレフェリー｜トッド・シンクレア
出場選手
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石井 智宏
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ウィル・フェレーラ
