ライガーがノアの重鎮・小川と“越境レジェンドタッグ”を結成、鈴木軍の現GHCジュニアヘビー級王者の金丸&デスペラードと激突。
ゴング前、デスペラードはギターケースから黒い花束を取り出すと、小川に無理矢理わたすと見せかけ、その中から銃のような凶器を取り出して殴りかかる。そのまま場外戦に流れこんで試合スタート。金丸はライガーを鉄柵に叩きつけると、その鉄柵の上に飛び乗ってフットスタンプを敢行。さらにデスペラードもライガーを鉄柱に叩きつける。
リング上、怒りのライガーはデスペラードに張り手を連発。しかし、デスペラードはボディスラムで投げ捨てると金丸にスイッチ。金丸はニードロップからラクダ固めに繋いで、ライガーのスタミナを削っていく。そして鈴木軍コンビはライガーにダブルのエルボー。続いてデスペラードはライガーをコーナーに持ち上げると、マスクに手をかける暴挙。さらにデスペラードは奇声を上げながら串刺し攻撃を狙うが、これを交わしたライガーは風車式バックブリーカー。そして逆に相手のマスクに手をかける。
続いて金丸がライガーに串刺しラリアットからブレーンバスターを狙うが、ライガーは気合いもろとも投げ返す。そして相手チームの誤爆を誘うと、小川とスイッチ。小川は金丸にネックブリーカー、そして横入り式エビ固め。さらに金丸のダイビング攻撃に合わせて急所にヒザを見舞うなど、随所に巧さを見せる。
すると、金丸も急所攻撃で反撃。そして鈴木軍タッグは小川にトレイン攻撃、さらにデスペラードはスピアー。そしてデスペラードはトップコーナーに登るも、これはライガーがカット。ならばとデスペラードは小川に銃を使って襲いかかるも、小川はうまく交わして丸め込み、技アリの3カウントをゲット。
ライガー「今言った通り、ヤツ(デスペラード)に自分のマスクを賭ける自信があるなら、俺はいつだって、アイツが俺のマスクの興味持ってるのなら、マスカラ・コントラやってやるよ。もう時期だろ?何度も何度も小賢しい真似するな。やりたいなら、マスクを賭けて、正々堂々とやりぁいいだけの話。ファンのみんなも、マスコミの皆さんもわかってるだろ。『やりたいなら、やりぁいいじゃねぇか』って。なにも阻むものはないんだ。新日のリングでも、鈴木軍のリングでも、ノアのリングでも、どこでも構いはしない。マスカラ・コントラ・マスク、俺は彼に要求する」
※小川はノーコメント
デスペラード「なに?マスクが欲しいって?マスクが欲しいって、俺のマスク?やらん!やれない!あんなヤツにはあげられないよ。俺に勝てばいいとか、そういうのじゃねぇよ。オイ、余計なこと言ってんじゃねぇよ。俺はよ、今出てるところで用があるんだよ。オメェと遊んでる暇はねぇんだよ。今日は、ボスが面白ぇからって組んでくれたカードなんだよ。それ以上の価値なんか、ねぇんだよ」
金丸「アイツの言う通りだよ。なんで負けたか分かんねぇけどさ、まぁ、また次だ、次」